テーマ:懐かしのTV番組(6850)
カテゴリ:TV&ドラマ
直々のご要望から ドラマ「高原へいらっしゃい」の紹介文を書いてみました ビデオに撮っておいてよかった ミーの旦那もこのドラマ&田宮さんのも大好き。というわけで 2人で出し合った感想をまとめてみました! この作品のようなリメイク版はオリジナルの知名度を利用できる 反面、オリジナル版と比較される宿命を負っているワケですが 27年前に放送された田宮二郎版『高原へいらっしゃい』のラストが 閑古鳥が鳴いていた山奥のホテルが雑誌に紹介される事で 急に注目を集めて繁盛するというハッピーエンドだったのに対して インターネットの普及により、誰でも情報発信者になれる現状を 考慮に入れたリメイク版では、プレオープンで雑誌に紹介され オープンと同時にお客がやってくるという展開になっておりまして まるで前作のエンディングから始まったような印象を受けます。 また、第4話で起こるトラブルの原因も、後から来た老夫婦が 昔の思い出から、若い連中の隣の部屋を自ら希望する事で 上手い具合にトラブルが回避不能な状況を作り出しており 登場人物の不可解な行動でムリヤリ悲劇を引き起こすような ご都合主義の○○ドラマとくらべて、とても丁寧に作られています。 正直言って意外な展開やショッキングな結末を期待するような ドラマではありませんが、工夫を凝らした展開や繊細な心理描写 明確なテーマなど、細部には見るべきところが多いと思いますし オリジナル版の雰囲気や設定をある程度引き継ぎながらも 時代の違いを巧みに表現した展開は実に上手いと思います。 ただ面川(佐藤)がサオリ(井川)をサービス係に採用した理由は ウェイトレスをしていた彼女が、左利きのお客に珈琲を出すとき さりげなくカップの取っ手を普通と反対方向にして提供した事。 だった筈なのに第4話でサオリが珈琲を出す練習をするシーンで ホリケンが左向きのカップを 右手で持ち直していたのは 演出としていかがなものか? まあ、細かいですね^^失礼しました。 佐藤浩市さんの演技とそこにいるだけで何かしっくりとくる存在感。 それがとても見ていて気持ちの良くなるドラマだったと思います。 ドラマの舞台になった「八ヶ岳高原ヒュッテ」 なんとも素晴らしいですね・・・ 八ヶ岳高原の風景も美しい! おいしい清々しい空気を感じることができました。 八ヶ岳高原ヒュッテ紹介サイトはこちら 佐藤浩市さんの作品ではこちらも特に好きです・・・ 大事故を前に男たちは何を思ったのか…1985年御巣鷹山で起こった、世界最大の単独航空機事故を報道する、地元新聞記者たちの興奮と混乱に満ちた1週間。 佐藤浩市/クライマーズ・ハイ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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