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カテゴリ:旅の思い出
ミニバンが宿の前に着く
温泉へ行く希望者を募る 今日の希望者は13名だ、10名以上なので 少し安くなった 運転手兼ガイドは現地のタラウマラ人でマリオという 彼はとってもシャイでいつも笑顔だ どこか日本人みたいだな~ 途中、タラウマラのテリトリーに入るとき入域料を払う ここのゲート番をしているのがマリオの奥さんだった みんなにからかわれていた 30分ほどで温泉入り口に着く ここから奈落の底とも思えるほどの ガケを降りる 1時間ほどでやっと温泉へ着く 皆、水着に着替える 壁になった岩から湯がとうとうと沸いている 温度もちょうどよく、メキシコでの露天風呂も乙なものである マリオもブリーフで入る やはり気持ち良いらしい あぅ~ と声が漏れた これから1時間半の上りだ~~~ せっかくの温泉が台無しだなあ それにしても、ごみが多い マリオがメキシコ人はぽんぽん捨てるといって恥ずかしがっていた みんなでごみ拾いをしながら帰った その晩は近くのパブにて乾杯した 滞在も10日目そろそろ移動しようかな 翌日はなんと雪景色になっていた メキシコまで来て雪かよ~ 列車にてロスモチスへと向かう ここで一緒になったのが、宿でも一緒だった イギリス人のジェームスと オランダ人の美人2人組だ ラッキー!!! メール交換したり、旅の話にいっそう花が咲いた 楽しい列車のたびも夜11時に終わった ロスモチスの駅に着いた 皆と別れ、今日の宿を探しに町をさまよう 地球の歩き方で目をつけていた ロス・アルコスという宿へ夜12時に着く 薄暗い感じの宿だが安いので良いとする 山を下りた体には空気がまったりと感じた 朝一番のフェリーに乗るために バスでトポロバンポ港へ向かう 15分ほどで着いたが、なんと時刻表が変わっていて 夜の9時出発だった 周りはメキシコ人だけだったが、彼らも夜まで待つことになった そうするうちに、ギターを練習している青年にあった 聴いたようなフレーズだがなんか違う メキシコの曲?と聞いてみると なんとCCRだという Down On The Corner という曲だった(ここからyoutubeで聞いてみて) よく知ってる曲だったので、教えてあげた しばらくギターを弾いてあげてたら、人山ができてしまった ある家族にあった、列車から一緒だったそうだ 7人家族で親戚の結婚式に行く途中らしい 2人の娘がいたが姉のほうがべたべたと寄ってくる 18歳くらいだろうが、かなり積極的で 戸惑っていると、おばあちゃんらしき人が来て 一緒に写真を撮ってくれたが、もっとそばによってとか もっと肩を抱いてとか注文が多かった 夜になりやっとフェリーに乗れた 3等の客室の床にシュラフで寝ることにする 夜半に何か騒がしい、目を覚ましたら あの女の子が船酔いで大変なことになっていた そしてなんと介抱していたのがあのギター少年だった 彼は軍の動物病院で勉強しているらしい 酸素ボンベを持っていた母親が 手を滑らしてボンベを壊してしまった なんか寝ぼけ眼で見ていたが よくできたコメディーのようだった そうこう、するうちに朝、無事港に着いた 女の子も何とか無事みたいで 親戚の結婚式においでと誘われた 3日後ということだったので、行くことにした バハ・カリフォルニアのラパスはどんなことが待っているのかな~ 期待いっぱいに膨らんだ胸が張り裂けそうだ 浮き足立つ心を抑えつつ 太陽の国をこの身で感じた その3へ 続く お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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