前略・福山雅治様へ
大震災が起こって明日で1ヶ月。改めて、被災地にいる皆様に心よりお見舞いを申し上げ、無事を願い、亡くなられた方々のご冥福を祈りたいと思います。大震災が起きて数日間、茨城の実家付近も停電・断水が続いておりました。断水は1週間以上でしょうか。電気がくるまで勿論、電気もTVも無いに加え、市民に配布されてる防災ラジオが使えなかったり、聞こえなかったり情報がまったく無い中で時間を過ごしているようなので、その間、私はネットで給水情報や炊き出し情報、他の情報などを拾い集め、それをメールや電話などで家族と友人に発信してました。携帯だけはどうにか繋がってて良かったです(通話は無理でもメールが生きてたりして)電気がないから家の電話は通じないし。。。改めて「黒電話」の素晴らしさを思った。。。それと、公衆電話。それからそれから、ラジオ。今はもう地元のラジオ放送局「茨城放送」はここからでは聞けなくなってしまいましたが、私が住むスイスでもインターネットでしばらく聞くことが出来たので、地元の情報源はこことツイッターからほぼ全部拾ってました。話をちょいとそらしますが、福山雅治さんの24時間チャリティーラジオがありましたが、聞きたかった。ほんとに聞きたかった。日本を応援してるのはなにも日本国内にいる人だけじゃないです。友達も募金活動をしたり、私もそうですけど実際に自らも募金したりしてます。私の助けなんかほんっとに微々たるものですけど、できたら復興するまで続けたいと思ってます。いち人間として、いち日本のおかあちゃんとして。で、ラジオですよ。著作権とかいろんな絡みがあるんでしょうけど、チャリティーラジオって言うぐらいなら世界中に流してほしかった。在外日本人の人々だって、故郷日本のことを思ってるんですよ。そして、多分、私を含めた在外日本人は、この大震災後、なにも出来ない自分にもどかしさを感じたり、自分が日本にいないことを後ろめたく思っている人が大勢いると思う。そういう私たちが出来るのはせめて募金すること。(祈ってるだけでは復興の手助けは出来ないです)そこで、福山雅治さんのラジオなんか聞いたりしたら「よし、また募金しよう!」っていうチカラがまた湧いてくるじゃないですか。少なくとも私はそうです。チャリティー放送には、そういった目的も含めて欲しい。全世界にいる日本人の数がどれくらいだか調べてないので分かりませんが、なかなかすごい人数が世界に散らばってるんじゃないでしょうかそのチカラを合わせたら、ちょっとは復興が早まるかもしれない。私たち在外日本人のことも忘れないで欲しい。私たちも故郷を忘れないんだから。福山雅治様へ次回は、是非、是非、是が非でも、海外にも発信をお願い致します!!!!!!!!!私たちにもパワーを分けて下さい!たった今、私はUstreamで、沖縄で行われてる東北・支援チャリティーコンサート「がんばれ東北!がんばれ日本!」を見ながら(聞きながら)日記を書いてます。スイスから沖縄の人々と共に。