うつ病:優しい気持ち
今日も、フリー業務をこなし、昼から、他の病院からの転院を私が受け持った。まあ、素敵はほどの認知症。ストレッチャーでエレベーターに乗ったとたんに、「防空壕だ、怖い」と、事前の情報にはそこら辺のところは、正常とあった…部屋で話しかけると「天皇陛下のために、頑張ってくる」だそうだ、いつのころの話しだろうと、「真珠湾攻撃の頃?」と聞いてみると、「そうじゃ」と。このかたは奥さんが認知症で老老介護状態で、5月に本人も動けなくなり、救急車で、病院に運ばれ、そこで直腸癌が発見され、すでに肺や肝臓にも転移した状態。本人が体調が悪くても、病院に行けなかったんでしょう。でも、かわいらしいおじいさん。すでに、我が病棟のアイドルになりました。あと、今日はいつもしゃべらず、睨むようにナースを見ている患者さんが、他のナースにバイタルサインをみてもらってるとき、私が部屋に入って、手をふると、目が私を追っている。これだけで凄いのに、話しかけると、パーッと笑顔に先に入ってた先輩ナースも初めてみたらしい。その後、ナースセンターでそのはなしで持ちきり!!私も何か解らないけど、毎回反応無くても話しかけたからかな~ちょっと嬉しい!それだけで疲れもぶっ飛ぶ笑顔!また、見れるといいな~歌ばかり歌ってるおばあちゃんには、密かに嵐の歌を教えてる。嵐、嵐…って振り付けだけは覚えてくれた。それを知らない他のナースは、虫を払う仕草が最近多いと、話してた…へへへ、しばらくは、みんなに秘密。認知症の患者さんに変な技を教えてるママチャリでした。まあ、一応腕のリハビリだよね~