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カテゴリ:物語
⑰
・・・動かない俺のもとにmoguがやってきた。・・・ (mogu) snakeさん寝ていたのですか、顔色が悪いですね。鼻水も出ている。熱があるのではないですか。 ・・・俺はけだるさに目を閉じたまま答えた。・・・ (snake) ああmoguか、俺はあれ以来気分がすぐれない。 (mogu) 身に着けているそれはhitokataのやつなんでしょ、それを奪ったからedenの主になれるのではないのですか。 (snake) それがとんでもないお笑い種さ。godは毛のないものをedenの主にするなんて言ってない。 (mogu) やっぱりそうなんですか。 (snake) あのニセ天使が流したうわさ。最初からhitokataがあそこの主になると決まっていた。ただgodはhitokataの体に毛影があるのに気付いた。それがあるとhitokataがedenを統治するのに妨げになるらしい。 (mogu) なんでそんなもんが統治の妨げになるんですか。 (snake) そこのところは俺にもよくわからないのだが、godとsamaelが話している内容からするとそうなる。 (mogu) え、地上げ屋godに会ったのですか。 (snake) いいや、夢の中の話しだよ。 (mogu) それでは実際にedenの主になれないかわからないではないですか。 (snake) それがそうでもない。ところでお前ここまでどうしてきた。 (mogu) どうして来たって、地下の穴からに決まってるではないですか。 (snake) 火をもった門番に見つからなかったか。 (mogu) そんなのがいるのですか。気が付かなかったですな。そういえば出口あたりがやけに暑かったですね。 (snake) そうかmoguraのトンネルか、そこから入っていける。moguまた中央まで使わしてくれ。 (mogu) いいですよ。 (snake) ところで最近あの辺りでevaを見かけたか。 (mogu) 工事で中央の方にもいくのですがね、あのへんで最近hitokataは見ませんね。 ・・・そうかevaはあそこに来なくなったのか、それとも俺と同じように出入り禁止になったのか。・・・ (mogu) snakeさん、ところで冬眠穴はどうしますか、いい穴を用意してますがね。 (snake) 冬眠穴か、edenの中なら俺は出入り禁止だから見つかれば焼き殺されてしまうかもしれない。核シェルターのような深いところでないと安心できないな。それはこの後考えるわ。 この実を食べて眠るわ、お前のbossにもらったやつだ。おまえも食っていけ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.07.17 20:57:56
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