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カテゴリ:山行
久々にお盆くらいは山でも行かねばならん。お金はかけたくないし、れおには、パパは会社へ・・・ということにしたいので、平日のように7:30に家を出て、夕方には普通にれおを迎えに行くような、少し登り応えがあって短時間でいけるような素敵なところはないかしら。 鍬崎山(これも行ったことない)行こうかと思ったが、標準コースタイム8Hは長い。近所の赤谷山、大猫山などはもっとハード。 それなら、と未体験エリア、僧ヶ岳。標準コースタイム4H、昼過ぎには帰って来れそう。遠いけど。 7:00過ぎ、いつも(平日)のように家を出発。 8:00過ぎ、宇奈月。ながいながい林道を通って、8:55、1280m登山口着。先客2台。 9:00出発。 夜雨が降ったのか、ぬかるんでいるところが多い。 「富山県の山」には、淡々と歩いて行けるように書いてある。 が 昨日の飲み会が効いたのか、最近の怠惰な生活とウェイトアップが効いたのか、登山離れが効いたのか、昨晩の肩車が効いたのか、キツかった(>_<)バテて、モチベーションが・・・下がる下がる。 後から見てみるとタイム的にもそんなに悪くないのだけど、歩いているときは「ああ、ダメだ時間通りに帰れない、早く下山しないとダメなんだ」という、なにかの被害者のようになっていた。おまけに登り途中でケータイのバッテリーも切れて、「ワシはもう誰にも助けてもらえないのだ(もとから圏外)」とまで思った。 とは言え、晴れていたし、視界もよく、コンディションはよかった。 宇奈月コース合流点からはしばらく、明るい開けた道で、気持ちよかった。日差しが強すぎて暑かった。 前僧ヶ岳の手前あたりの広場では、西のほうを見ると海、能登半島?まで見え、反対をみると後立山連峰が見える、という贅沢な風景。
10:25頃、仏ヶ平は、素敵だった。木のない草地で北アルプスのもっと高い山にいるみたい。確かにここは風が冷たくて寒かった。(下界の暑さは、全く感じなかった)
で、さらにすこしずつ前進。もう少しで僧ヶ岳。のはずが、モチベーションは遭難に近い状態なので、10:40頃下山を決意してしまった。家で考えると・・・もったいないことしたな。 仏ヶ平で休憩したかったけど寒かった(長T着てた)ので、少し降りて山開きの碑のところでおにぎり休憩。
下山脅迫にさらに拍車をかけた後立山のレンズ雲 でもやっぱり気分だけじゃなくて、カラダも疲れていた。何度も転びそうになったし。 下山中、登山者は4~5名とすれ違った。こんな遅く行く行っても大丈夫なの? 12:05登山口。 やっぱり、下山してみれば、そんなに悪くないタイム。「早く下山しないといけない」という脅迫に取り付かれてしまっていた。 でも登山に関しては、ピークを踏めなくても悔しかったりしない男なので気にしない。また行こう。今度は成功しよう。大ケガせんと帰ってこれてよかったね。
帰路林道を走行中、多数のニホンザル発見。小猿も多い。足を引きずっている(つぶれているように見えた。車に轢かれた?)小猿がいた。母猿らしきサルに抱えられていったが、無事成長して欲しい。サルの子にも感情移入してしまう、今日この頃。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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