ねんがらねんじゅうR

　補助輪を外し、サイドスタンドとアシストバーをつけて納車されたレオレンジ号。

　今は普通に補助輪を両側に付けて、ガラガラ言わして爆走しています。

　1.サドルに跨っても両足が地面につくように調整し、ペダルを外して、アシストバーを持って補助して走らせていた。

　もちろん、早く補助輪なしで自転車に乗れるようになることを望んで、こんな仕様にしたのだが。

　この時点で、れおはあまり楽しくなかったらしく、「自転車乗りたい」と言わなくなってしまった。ヤツの気持ちを推察するに、「パパが持っているから自由に走れないし、スピードも出ないし、フラフラ倒れそうになって怖くて、楽しくない！」と言ったところか。

　ペダルが外してあれば、足で蹴って走って楽しむスタイルを想像したが、BB幅+クランクは予想外に幅広く、邪魔で、脚が短い子供にとっては足を地面に着くのには障害となる。ストライダー等はペダルもクランクもBBもないので、実に足つき良さそうで、全く違う乗り物と言える。

　これはまずい。このまま「じてんしゃ＝たのしくない」という意識が芽生える前に、ポジティブなイメージを与えなくてはいけない。

　2.補助輪装着（スタンドは外した）。ペダルをつけた。サドルを若干あげた。

　自転車の一番素晴らしいところは「自分で歩くより簡単にスピードが出て、簡単に遠くへ行ける」ということだと信じている（諸説あるでしょうが）。この気持ちは子供にもきっとわかるはず、というか、ぜひ、れおにも感じて欲しい。

　だから、とりあえずは、「自立してこいで走る」ことが可能な仕様にすることにした。

　それでも最初は上手に「こぐ」という動作ができなかったが、近所のMちゃんと自転車で競争していたら、突如、上手にこげるようになった。何がきっかけになるかわからん。スピードを出せるという楽しみも覚えた。

　最近では、毎日、「じてんしゃのりたい」という。平日の夕方でも。雨が降っていたら素直にあきらめられるようになったのは、成長の証か。昨日（金曜日）も、夕食後、パルまで行ってきたし、アオキだってサークルKだって行っちゃうよ。だから、晴れた日の夕方はワシは1時間ほどウォーキング＆ジョギングすることになってしまった。

　せっかく買った新品の自転車、乗ってくれた方が嬉しい。
　ワシも家の中で外道衆になって戦うよりは、外を走ったり歩いたりしているほうが簡単で楽しい。

　もうすぐ健康診断だしね。