|
カテゴリ:健康・身体
ワシは片目の視力がほとんどない。矯正もできない。いわゆる弱視。 小さいころからそうだったけど、不便を感じたことはなかった。だいたいワシが見える視界は、これしか知らない。両目がくっきり見える世界を知らないから。 そう、あまり不便を感じていないのだ。片目しか見えなくても、それなりに遠近感なんてものを理解できるように脳と体が適応したのだろう。大げさだけど、自分も感じないうちに、そういう能力が普通の人より高まったのかもしれない。 片目で遠近や距離を見分けているということは、推察するに、 なんとなく、そこらへんが、片目でも遠近感を得るポイントのような気がする。人や物にぶつからずに、クルマの運転もできるし、スノーボードも(こけるけど)できる。遠近感や距離感などは、左右の視差に限らずいろいろな情報からも得られているに違いない。 ただ、小さいころ、付録についてた赤青の立体めがねとかはやっぱり無理だった。ちょっと前に流行った、文字が飛び出すステレオグラムもダメ。ちっとも飛び出して見えない。 とうぜん、メガネをかけて見る3Dナントカもだめ。例え裸眼3Dディスプレイが出てきても「左右の視差」による立体視を利用するシステムだったら、だめ。(なのでおそらく3DSもだめ)つまり、アバターが流行っても、どうでもよい。2Dでも面白くないと価値がない。 もっと画期的なシステムでないと、感動はない。結果が見えてる。今流行っている3Dナントカは、相当複雑で精密にはなっただろうが、あの赤青メガネの理屈と変わらない。 視力が悪いのは、小学校に入るときの視力検査でわかった。当時は今のような治療体系がなかったのかな。「ずっと治らない」と眼科で言われた。
3D映画を見れんでも、いろいろ楽しんで生きております。親に感謝してますよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|