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カテゴリ:山行
れおはよく頑張ったと思う。 でも実は、抱っこや肩車もした。 やっぱりそこは北アルプス。今まで歩いてきた町内の山とは違った。 まず、行程がどうしても長い。これまで片道1時間以上のコースを歩いたことはなかった。一の越まで到達するだけで1時間半。ここまででも、既に彼の最大の行程を歩いていた。 登山道もこれまで経験したことないもの。これまで歩いた登山道は比較的良く整備された、土や砂利の道が多かった。もちろん斜度もそれほどきつくない。大きな岩がごろごろある急な坂は、辛かったろう。大きな石の上を歩いたりすること自体は楽しそうにやっていたが。 浄土さん 雄山より浄土山の方が楽かと思ったが、一の越~浄土山はともかく、室堂~浄土山は傾斜が急で足元も悪く、標高差も大きく、一の越~雄山よりもきついと思う。ただ、人が少ないのはいい。雄山は人が多いというだけでストレス。 30cmの段差は大人にとっては一跨ぎで気にもならないが、身長106cmの我が子にとっては、どうやって超えようか考えるほどの壁か、崖だろう。行く手を阻み、視界を遮るような障害は、幾度となくあったに違いない。 高度障害。れおがそうだったかどうかは分からない。が、実際にそうなっても、言葉の稚拙な幼児は、その体調を表現できるかどうか。これに関しては、無事でよかったなぁと思う。そこまでひどくなくても、酸素が少ないことによって、いつもより体が動かない、なんだか疲れやすい、と彼は感じていたかもしれない。でも、彼にはその原因は分からなかっただろう。ワシにも、把握できない。 リュックはずっと担がせていた。自分のレインウェア、防寒着、スポーツドリンクと、お菓子(柿の種)は自分で担いで歩いた。大きな子たちでも空身の子は多かったのだが。 みなさん、本当にありがとうございました。どれだけ励みになったことでしょう。れおだけでなく、ワシも。 たくさん泣いたけど、終わった後は「またやまいきたい」と頼もしい答えもしてくれた。
褒めてやってください。(親バカ) 来年は、もっとじょうずに登れるようになるよ。(←来年も行く気) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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