|
カテゴリ:マンガ・TV
八甲田山 死の彷徨 新田次郎 毎度のことだけど、これまた数年前に買った文庫本で、途中まで読んで放置してたが、今回の出張サンダーバードの車中で一気に読んだ。 八甲田山といえば、ワシらが小さい頃、映画になっていたし、テレビでも何度か放送されたろう。が一度も見たことはなく、どんな話かも知らなかった。 青森にある山、くらいは知っていた。 神田大尉(神成大尉)は死体で発見されているから、神田大尉の視点で書かれた第5連隊の雪中軍行中の彼の心中の描写などは、新田氏の創作、ということになるのだろうが、ドラマティックで素晴らしい。もちろん、生きて帰った徳島大尉(福島大尉)やその他の方にしても、直接話を聞いたということはないだろうから、取材したデータからこれだけリアリティのあるドラマを作れる小説家ってすごいわ、と思った。 映画化されたときのキャメラマン(木村氏の言い方)は木村大作氏で、その映像は評価が高かったらしい。剱岳 点の記でも撮影された映像は素晴らしかったもんね。 そういうわけで、この映画を見たいなと思う。 木村氏絡みのこの作品、このときも、同年に名作「幸せの黄色いハンカチ」があって、いろんな賞を逃している。去年と同じ? 小説の方が面白いんだろうな、と見る前から思ったりして。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.09.04 20:10:22
コメント(0) | コメントを書く
[マンガ・TV] カテゴリの最新記事
|