|
カテゴリ:環境・自然
夜、雨が降った翌土曜日の朝、玄関に置いたヤゴ水槽(室内は夜間~明け方気温が下がらないため屋外に移動)からヤゴが消えた。 弱ってたからなぁ。鳥にでもさらわれたかなぁ。 と思って、あんまを呼んだ。 ヤゴがいなくなったので、前足後ろ足が生えた、もう「ほとんどカエル」のおたまじゃくし6匹(どうやらトノサマガエル)はお役御免、田んぼへ返した。結局、食べられなかったのだな。 ついでに田んぼからタニシ3匹をさらってきた。あんまは「食べたい!」と言っているが、強く拒否。食いたくない。 さて、家に戻って。 「パパ、トンボおる!」とあんま。 羽化したてのオニヤンマがいました!立派な抜け殻も、ありました!
が・・・。 そのオニヤンマ、地面に横たわって落ちてました。 雨の中、羽化しようとして、しかも地面に落ちてしまったようです。 大きな羽根はクシャクシャのまま、胴体も曲がり、脚も一部曲がってしまい、複眼も鮮やかなグリーンではなく、灰色になってしまっています。 しかしそいつは、弱いながらも、動いていました。今朝も、ゆっくり動いてた。 夏の空の王者、果敢に生きようとしています。
が、この王者にとっても羽化は危険な時間なんだと、痛感した。動けないから、捕食者に狙われたらおしまい、羽化の途中で雨が降って来たり、水中に落ちてしまえば、たぶん、生き残れない。だから、多くの鳥が鳥目で動けない、夜間~早朝に羽化するんだな。 飼育になれないワシに捕まったのも残念ポイントだったな・・・羽化するのがわかってたら、屋根の下へ入れてやればよかった。 こんどから、ヤゴの抜け殻を見たら、こいつを思い出して、抜け殻の主が元気に空を飛びまわっていることを願おう。 痛々しいので写真は撮れなかった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.07.08 20:21:08
コメント(0) | コメントを書く |