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カテゴリ:シ-生活
コンドミニアムに帰り着き、自分の階でエレベーターを降りると、そこにはリュックを背負った制服姿の小さなインド人の男の子が。 なにやら大変困り顔でウロウロしています。 近くには、アメリカ人のお隣さん。 インド人少年は、プックリした褐色のほっぺたに2本ずつ涙の跡を付けて、彼女に必死に何かを訴えています。 「僕の家は14-06なのに、ドアから出てきたのはママじゃなくてあなただったんだ。。」 「僕は、とっても混乱しちゃってる(←直訳)。。僕がしってるナンバーは14-06だけなんだから、間違いない筈なのに。。」 と涙声で続けます。 アメリカ人の奥さんも困り顔。 そこで、「う~ん、本当にこの棟で間違いないのかな?ここはB棟だよ。」と問うてみると・・・ 「僕の家はA棟・・・・・・・・」(ばつが悪そうに)
ママじゃない人が出てきたことで、一瞬にしてパニックになっちゃったのね。 そして、アメリカンの奥さんが、 「そうそう、迷う事ってあるわね。私も8歳の時に、スーパーマーケットで迷って大泣きした事があるわ。」と言うと、 少年は、奥さんを一生懸命見つめて、「スーパーマーケット?」と、妙にそこに反応しちゃってます。 いいのいいの、そこはさらっと聞き流して。あなたを慰めるための雑談だからね。 でも・・・・・・・ めめめめめめめめめめめめめめ・・・・・・・ めちゃめちゃ、可愛いーーーーーー。 もうね、こんなんなら間違いを教えずに、このまま「確保&養育」しちゃいたかったくらい。 でも、流石にそれはかわいそうだし、第一、すぐバレるから断念。 可愛い迷える子羊ちゃんでした。
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