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月曜日、ふたたびラチャダ・ビセーク通りのワンストップ・サービスに向かった。少し早めに出たせいか、それとも月曜だからなのか、金曜ほどの利用者がいない。まずワーク・パミットのセクションに行き、罰金の納付書と今までのワーク・パミットを提出して返納届けを発行してもらった。次にビザのセクションに行く。ビザは勤務先が替わっても取り直す必要がないらしい。しかし、またまたLちゃんが困った顔をして自分のところに来る。どうしたのか。
聞けば、ビザについても会社を辞めた時点で手続きをしなければならず、それを怠ったために、またペナルティがあるという。金額なんと8千バーツ。どうしてそんなに高いのか。なんと退職した翌日から今日まで40日間ものオーバーステイをしたことになり、一日200バーツのペナルティだということらしい。Lちゃんも自分も、また罰金を払うとは夢にも思っていなかった。それほど現金の持ち合わせがない。二人の財布からかき集めた。 罰金を支払うのは、同じフロアの別のカウンターで、これは警察に行かなくともよいらしい。なにやら、いくつもの書類にサインをさせられる。何がなんだかわからない。そのうち、オフィスの奥のほうにある部屋に連れていかれる。係官のエラい人、チーフか誰かの個室らしい。そのへんのオバサンみたいな女性が、イミグレーションの制服を着て大きな机の前にえらそうに座っている。そういえば、イミグレーションの係官は女性が多いような気がする。 そこでも何枚かの書類にサインをした。書類に不備があるらしく、Lちゃんは罰金支払いのカウンターと何度か往復している。ただでさえ面倒で効率の悪いお役所仕事、そのうえ40日間もオーバーステイした犯罪者であるから、手続きが複雑なのだろう。最後にチーフが自分のパスポートのビザ延長のスタンプにサインをし、自分も何かの書類にサインし、「フィニッシュ、サンキュー」と言われて個室を出た。本日から6ヶ月間の滞在許可を得た。 次はワーク・パミット。パスポートの、貰ったばかりの滞在許可のページのコピーも含めて書類を提出する。罰金を合計9千バーツも支払ったからか、発行に何の問題もないらしい。その場で発行するらしいので待つ。ひたすら待つ。昼になっても待つ。昼食にも行かずに一時間ほど待って、受け取りのカウンターに向かった。写真の横にサイン。係官の女性が透明のシールを貼り、ワーク・パミットが完成した。それにしても粗末なつくりで、新品なのに古臭く見えるのは困ったものだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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