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前の会社に勤めていたときは、アパートは会社契約だった。部屋代はもちろん、週に何度かの部屋掃除とランドリー(洗濯)も会社で支払ってくれた。もちろんアパートがそういうサービスをしていたから可能だったわけで、アパートを選ぶときに、それも条件の一つだった。週に3回、アパートのメイド・サービスが部屋に来て、部屋の掃除をして洗濯物を持って行く。ランドリーは次回に仕上がってくる。非常に便利だった。
今のアパートは、本当はコンドミニアムで、50ユニットほどを一人のオーナーが所有し、賃貸にしているのだという。コンドーには共有部分の掃除などの雑用をするオバサンが数人いるが、部屋の掃除や洗濯のサービスは無いらしい。コンドー内で個人的にランドリーをやってる部屋があるというので試しに頼んでみたものの、あまりにも時間がかかって使い物にならない。自分はもとより同居人のKも仕事を持っているわけで、なかなか掃除洗濯の時間がとれない。特にアイロンがけは機械任せに出来ないだけに大変な仕事だ。 このままでは生活が行き詰ってしまう。困っているところに、たまたま来たKの姉が雑用係のオバサンと何か話をしている。聞くと、ほとんどのオバサンは勤務時間が終わってから、個人的にいくつかの部屋の掃除洗濯など家政婦のアルバイトをしているらしい。ひとりだけアルバイトが無いオバサンがいて、最近越してきたKに話をしたかったらしいのだが、怖そうなのでためらっていたのだという。自分は日本人なので話を出来るはずも無く、そこに来たKの姉に申し出たのだという。 姉は一ヶ月1500バーツで話をつけたらしい。オバサンは午後4時に仕事が終わるので、その後に2時間ほど掃除洗濯アイロンがけをする。それで1500バーツとは安いのだが、とりあえず土日は休みにした。それでもKは安すぎると考えていて、月に20日で2000バーツ払うという。一日100バーツというわけだ。かなり割りの良いアルバイトだろう。コンドーには内緒だというが、公然の秘密というやつだろう。勤務時間外だから別に気にすることも無いと思うが。 ということで、家政婦さんが来た。掃除はいまいちだが洗濯やアイロンがけはバッチリでありがたい。これで妙なことをしたりしなければ、何の問題も無いのだが、さてどうなのか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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