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ゴルフを始めた。
会社の社長が、そういう付き合いも必要だ、業務命令だから仕事としてやれと今年から強制的に始めることになった。実はゴルフというものに対して、全くと言っていいほど興味が無いから、何がどうが面白いのかわからない。しかし業務命令と言われれば仕方がない。伊勢丹でシューズとグローブを買った。クラブは、以前に日本に親会社があったころの駐在員が置いて行ったセットをもらえることになった。 全くの初心者ゆえ、練習しないわけにはいかない。ドライビング・レンジに行ってみた。いわゆる打ちっぱなしだ。初めは何も分からないから、タイ人コーチ(いい年したオッサンだがシニアのツアープロらしい)に1時間700バーツで教えてもらうことにする。もちろんボールは別料金だ。 クラブを握るのが妙に複雑だ。面倒だが、そういうものらしい。スイングの基本だということで、クラブを振り子のように振る練習を1時間近く。ボールはまっすぐに50ヤードほど飛ぶ。練習の回を重ねるごとに指示されるスイングが大きくなり、ボールも遠くへ飛ぶようになった。コーチはと言えば、見てるのかどうか知らないが、忘れたころにナイスショットとか声をかけるだけだ。せっかくだから悪いところをバシバシと指摘してくれないものか。見てるだけでで700バーツは高いんじゃないのか。 そうこうしてるうちに初ラウンドの日が来た。前日の土曜日の朝に6箱、夜に4箱打って練習したのだが、まあ気休めにもならない。バンナ・トラッド沿い、大きいコンドミニアムの裏側にあるゴルフ場、タナシティというらしい。あいにくの好天で炎天下のコースを何キロも歩かなければならない。考えただけでウンザリ。それにボールが思ったように飛ぶはずもない。右と思えば左、左と思えば右。水があれば水に入り、砂があれば砂に入る。キャディさんがフラフラになっている。暑い。ひたすら暑い。いくつ打ったか計算するのも面倒だ。また茶店でボール買わないと。罰ゲームというより拷問のようなものか。こんなの、どこが面白いのかと思う。涼しいところでビールでも飲んでるほうが、よっぽど楽しいのだが。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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