カテゴリ:自転車トラブル&メンテナンス
パンクの原因は色々とありますが、意外と多いのが下の3つ。
(1)チューブ交換時にタイヤとリムの間にチューブを噛んでしまって、チューブに穴を開けてしまう。 (2)タイヤレバーで固いタイヤをこじっているうちに、中のチューブを傷つけてしまう。 (3)ポンプで空気を入れた後、ポンプヘッドからバルブを抜く時に、チューブバルブの根元を傷つけてしまう。 どのケースもパンク修理直後にやってしまうと、思いっきり凹むシチュエーションです。 私の対応策は (1)チューブ交換の際は少しチューブに空気を入れておいてからタイヤを装着し、周囲をよく揉み解してチューブを噛んでいない事を確認してから空気を入れる。一気に高圧になるまで入れないで、途中でもう一度確認してから適正圧まで入れる。 (2)タイヤレバーは使わない。タイヤレバー無しでも嵌められるタイヤとリムを組み合わせて使う。 先日ツマの自転車がパンクした際に、あまりにタイヤがきついので思わずレバーを使ってしまい、コレをやってしまいました。 幸い通りかかった優しいロード乗りの方にチューブを譲っていただきましたが、自宅から50Kmも離れたCRで途方に暮れるところでした。 (3)ポンプを外す時に、真っ直ぐに引き抜くようにして、バルブの根元に負担をかけない。 さて、今回は(3)について、私なりの対応をご紹介します。 まず、当たり前のことですが「リムテープ」はきちんと入っている事を確認します。ずれてスポーク穴が露出していたり、ボロボロになっていたら位置を直したり交換するなりします。 バルブを通す穴は塞いでしまうわけにはいきませんので、指で触ってみて滑らかになっているか確認します。 穴の周囲が荒れていたり、バリが出ているような場合はヤスリ等できれいにしておきます。 ここまでは前提です。 で、空気入れ(フロアポンプ等)で空気を入れた後ですが、バルブにかっちりと食いついているとなかなか外れません。 無理に捻ったりするとバルブの根元が裂けてパンクしてしまいますから、力任せに引き抜くのは危険です。バルブの根元は弱い上に、ここに穴が開いてしまったらパッチで修理するのは困難です。 私はいつも以下のようにしています。 先ず、両手でホイールを包むように持ち、両方の親指をポンプのヘッドに乗せます。 横から見るとこんな感じです。 反対側も同じように親指を乗せます。 両方の親指に均等に力を入れながら、真下に押し込むようにポンプヘッドを押し下げます。 一気に強く押すのではなく、ゆっくりと力を加えていってください。 「プシュッ」と音がしてポンプヘッドが外れます。 今回の出演: ホイール:ツマのリザーブ用のXR-1 タイヤ:HUTCHINSON FUSION COMP 手:ツマ(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[自転車トラブル&メンテナンス] カテゴリの最新記事
|