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2008.01.11
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カテゴリ:生き物全般
 トカゲの形をした電球じゃありません(そんなのないか)

 新年を迎えまして、このブログにも何度か登場しております「フトアゴヒゲトカゲ君」達にも新しい電球をプレゼントしました。


レプティグロー 20W

 先ずはこの蛍光灯。

 この蛍光灯、20W(60cm)の普通の蛍光灯のように見えますが、価格はなんと1本で約3,000円です。

 理由はといいますと、爬虫類の飼育に欠かせない「UV(紫外線)」を大量に放出する特殊な蛍光灯だからなんです。

 昼行性の爬虫類は太陽光線に含まれる紫外線を浴びて、エサによって供給されるカルシウム分を体内に吸収します。この紫外線が無いと、いくらカルシウムを摂食しても体内組織には吸収されず排出されてしまい、カルシウム欠乏から「クル病」に罹ってしまいます。

 これはトカゲやヘビのみでなく、夜店で売っていたゼニガメ(クサガメ・イシガメの子供)やミドリガメ(アカミミガメの子供)でも同じことです。

 屋外で飼育する場合は直接太陽光が当たりますので不要ですが、気温の高い地域に生息する爬虫類の場合は、屋外では日本の冬は耐えられません。

 そこで室内飼育となるので、このような特殊な蛍光灯が必要になるのです。

 もちろん、健康で長生きしてもらうためにも天気の良い日の日光浴や、屋内での紫外線照射は不可欠です。

 ちなみにガラスは紫外線を殆ど吸収してしまいますから、ガラス越しの太陽光では弱すぎます。


 
 続いてバスキングライト


バスキングライト 50W

 こちらも体温調節を外気温に頼る変温動物には欠かせないアイテムです。所謂「ひよこ電球」と同じものですが、ひよこ電球が周囲の温度を均一に温めるのに対して、飼育ケージの一部分をスポット的に温めることが出来るようになっています。

 スポット直下では約40℃の温度が確保できるようになっています。この下に入ったり避けたりすることによって、彼等は最も都合の良い体温に調節して生活しています。そう、丁度真夏の太陽の下に出てきて光を浴びたり、日陰に入って涼をとったりするように。


 我が家ではタイマーによって昼夜の設定をしておりまして、朝になると紫外線蛍光灯とバスキングライトが点灯します。

 明るくなると彼等はのそのそとバスキングライトの下に出てきて身体を温めます。適度に温まるとケージの中でドタバタと遊び始めます。人が通ると寄ってきてガラスを叩いてエサをねだったり、その仕草は意外と可愛いものです。

フトアゴ.jpg

 エサは週に1~2回、チンゲンサイやモロヘイヤ等の青菜やドックフードに似た植物性の人工飼料のほか、生きた昆虫などを食べます。

 夜、電気が消えるとケージの隅に設置してあるパネルヒーターの上に行ったり、暑い時は金網に半分登った状態で(苦しくないのか?)眠りにつきます。

 それが、電気が消えたとたんにサッサと寝る体制を作って目を閉じるのです。

おやすみ1.jpg
 いつも大人しい♂。寝る時は奥の方に引っ込んで大体決まった場所で寝ます。

おやすみ2.jpg
 ゲージの中をいつも暴れまわっている♀。たまたま電気が消えた時にいた場所で、その時の格好のまま寝ます(笑)

 どちらも人の親指位の大きさから育てています。え?気持ち悪い?

 いやいや、よく慣れていて、見かけによらず可愛いんですよ。







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Last updated  2008.01.11 06:10:46
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