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2008.03.13
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カテゴリ:徒然
 大脳の一部だけが局地的に活性化して、その勢いでなんとか仕事もやっているoyajiです。



 Oyajiの大脳新皮質の一部、前頭葉の中心付近にシナプスがよく発達し、常に活性化している部位がありますって話ですが、今日はその続きです。



 その「妄想野」ですが、ここは電気信号に置き換えられた感覚器官からの刺激を一定の手法で解析・処理するための部位とは違い、刺激そのものを生み出すいわば「畑」のような存在です。

 ここで生み出される刺激は妄想により発生した刺激ですので、他の感覚器官からの情報を処理する部位に外部からの刺激と共に紛れ込みますと、実際には存在しないモノが見えてしまったり、聞こえてしまったりするという混乱を招きます。

 従いまして「妄想野」は情報の授受については厳しく規制のかかった、いわば脳内の孤島となっております。





 Oyajiが見たり聴いたりした情報や、それを元に考えたりした事柄は様々に混ざり合い折り重なって海馬へ入り、そこで選別されてあるものは非活性の粗野な脳内各所へ、またあるものは消去され、残った一部のものが妄想野へと送り出されます。





 妄想野の入り口にはバッファがあって、一旦それらの情報はプールされます。

 ここで複雑に絡み合ったものは解かれ、そして不要な部分を洗い流され、一つ一つが「純粋な記憶素材」としてこのバッファ内にストックされます。

 これらの「純粋な記憶素材」はいわばアミノ酸のような存在で、後から次々と送りこまれて生成される別の「純粋な記憶素材」と共通の部分を見つけると結合していきます。

 この結合は、たんぱく質の高分子結合のようなものと思っていただければいいと思います。要は無限のバリエーションを持つことが出来るわけです。

 結合がある程度進むとバッファはいっぱいになり、一塊に結合した素材はあるとき一粒のタネとなって畑にポトリと落ちます。

 妄想野では、かつて花実をつけることが適わなかった多くの「妄想の断片」が肥沃な畑の土となって敷き詰められています。これら「妄想の断片」は高分子結合した「純粋な記憶素材が絡み合った塊」の成れの果ての姿なのです。

 妄想野の土はこのタネを暖かく包み、自らが果たせなかった思いの丈を栄養素として供給し続けます。




 やがてなんでもない風景や音の連続・連鎖が作り上げたタネは小さな芽を出します。

 これが「物欲のおこり」です。

 はるか昔に聴いた音なのか、つい昨日見たことなのかすらわからないおぼろげな記憶が、或いは全く見たことも無いのにいくつもの刺激が重なることによって連想されたものなのか、はたまた妄想野にうごめく無念の妄想の断片が作り上げた虚像なのか、とにかくいきなり「ポン」とそれはそこに顕在化するのです。

 小さな芽はまだその形がハッキリしないものですが、やがてスクスクと育ち始め、一定の形を形成しうる質量を得るに至ります。この時点でoyaji自身も自らに芽生えた新しい物欲を認識するようになります。

 この時点ではもはや妄想期です。物欲のおこりからここまでに至る期間はまちまちで、ストレスが溜まっていたり雨が続いたりすると早まるようです。

 ここまで来るとoyajiは自分がそれを手にした時の至福の瞬間を思い描くようになります。


 妄想野ではこのような妄想成長期に入ったものが常に4つほどあります。その間も次々とタネは撒かれるんですが、この4本に栄養分が集中しているため、育つことはありません。次代を育むための栄養素として畑の土に同化します。

 この4本のうち、どれがoyajiを購買活動に至らしめるものに育つかどうかはその時々によって変ります。限られたキャパシティの妄想野ですから、一般的に4本が均等に育つことは適いません。

 突出した1本が他を押しのけた時、初めてoyajiは現実世界において購買活動に動くのです。


 過去に乗ったピストの記憶、街で見かけたシンプルなシルエット、TVの映像、WEBの画像、ゴテゴテのデコチャリ然としたBD-1の姿、様々な情報が交錯して、いつの間にか今の自分がピストに乗る姿を思い描いた時が物欲の起こりだったのでしょうか。



 現在、知人を通じて情報を収集していますが、いくつかの候補物件が出てきました。どれも状態はあまりよくないみたいですが、「乗車可能か否か」を基準に判断しようかと思います。






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Last updated  2008.03.13 06:45:40
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