カテゴリ:生き物全般
へんなタイトルでしょ?今日も引き続き庭に来る虫についての話なんですが、ちょっと虫に関する想い出など。
コンパクトデジカメ(NIKON COOLPIX S600)で撮影 この緑色の虫の名は「アオドウガネ」。出掛けに玄関脇のランタナの茎にしがみついているところを見つけて撮影。捕まえてブロック塀の上に転がして撮ったのが2枚目(笑) 「青いドウガネブイブイ」という意味ですが「ドウガネブイブイ」というなんとなく不名誉な名前の虫も当然いるわけです。ちなみに「青」といいつつ緑色です。 (緑をアオと呼ぶのは多いですね。信号とか。特に昆虫の名前でアオxxxというのは大抵が緑色)。 今日は写真のアオドウガネではなく、ドウガネブイブイの想い出話。 ドウガネブイブイはその体色が光沢をもったブロンズ色で、このアオドウガネと同様農作物を食害する害虫として知られています。 ドウガネブイブイという虫はその珍妙な名前と、捕まえると途端に大量の排泄物を尻から出す習性から強烈に記憶に残る虫です。 Oyajiの幼少期は昆虫を捕まえるのが好きで近所の薮に籠ることも多かったのですが、暑い夏の日、葛のツタの絡まったこんもりとした草むらに分け入っては草いきれの中で多くの虫を見つけることが好きでした。 そんな中でよく見かけたのがドウガネブイブイ。 黒く艶やかな体色のこの虫を最初に見つけた時、捕らえた手の平に撒き散らされた大量のフンには本当にびっくりしたものでした。 あわてて振り払うと、その尻に長く垂れ下がったフンをぶら下げたまま飛んで行く姿を茫然と見送った事を覚えています。 帰宅して早々に図鑑で調べて知ったその名前にまたびっくり。「ブイブイって・・・」これで強烈に脳へ刻み込まれました(笑) その図鑑の同じページにあったのが冒頭のアオドウガネ。 コガネムシより若干大きくずんぐりした体は、コガネムシのような強い金属光沢はないものの、きれいな深い緑色の体色には非常に興味をそそられました。 しかしその頃の子供の行動半径など知れたもの。周囲をどんなに探しても見つからない・・・・当時図鑑には「南西諸島を中心に分布」とあり、ああやっぱり南の島に行かないと見られないんだなあ・・・・と幼心に南国への憧憬を掻き立てられたものでした。 今では関東以南では普通に見られる虫となりました。交通網の発達の影響もあるでしょうが、温暖化も多少は関与しているのかもしれませんね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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