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2009.10.03
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自転車には法的な制限速度が事実上無いので、その走行速度は運転者のモラルに依存することになります。

そうなると「安全な速度で」という抽象的で人それぞれの解釈に頼った注意喚起となりがちですし、そもそも関心も低くなります。

 車道や自転車道その他走る場所や自転車の性能によっても「安全な速度」は様々な解釈になると思いますが、歩行者とシェアしなくてはならない多くの自転車道では「即座に停車可能な速度」ということになります。

 これについてもブレーキ性能や運転者の技術レベルも関与してしまい、具体的な速度規制には結びつきません。

 実際、自転車道を走ってみると殆どの運転者が「自分なりの速度」で走っていて、しかもそれは自分のコンディションによって決められたものであり、周囲の状況や歩行者の存在、潜在的な事故の危険性を考慮したものではない場合もあるでしょう。

 「いや、そんなことはない」なんて紳士気取りの人でも、MTBで走る時よりロードで走る時の方が速度は出ているものです。周囲の状況を基準にすれば自転車の種類は問わないはずです。

 具体的な数値による速度規制を行わない限り、利用者の安全を確保できない。それが現状でしょう。それほどまでに自転車乗りのモラルなんてものは総じて自分勝手で低いものになっています。

 まあ、移動手段としてではなくスポーツとして乗っているわけで、はなっから自分本位の動機で乗っている自転車です。他人の迷惑より自身の快適さを優先させている人が多のも頷けますね。またそういう人がなんと多いことか。
 実際に自転車に乗れば速く走りたくし、もっと速く走りたいと思うわけです。○時の列車に間に合うように・・・というのではなく、別に1時間かかったって構わないところを30分で走れた方が嬉しいわけです。そんな人に「迷惑ですからゆっくり走ってください」なんて言っても聞く耳なんて持っちゃいない・・・・昨今の自転車乗りの多くがこういう状況なのだと思います。

 Oyajiとしてはこういう人を見ると自転車に乗るのがちょっと嫌になったりします。なんだか自分の醜い姿を見ているようで(苦笑)

 自転車を通して顔見知りになった人にもそういう人は少なからず居ます。自転車の話をしていると楽しいのですが、その話の端々にそういった自分本位の傲慢な運転自慢が見え隠れするにつけ、ああ、あまりこの人とは一緒に走りたくないな、と思ってしまいます。

 一緒にのんびり走っている分には楽しいですが、休憩場所での会話には参加したいとは思いません。そんなわけで自分から距離を置いたりもしてしまいます。

 ところで、荒川河川敷では今年の10月1日より試験的に制限速度を規定しました。

 20Kmという速度を安全とみるか危険と見るかは上記のとおり制動装置の性能などにも左右されますが、一つの数値を示したことには意義があると思います。

 残念なのはその数値を「目安」と補記することによって曖昧にしてしまったことと、規制自体を努力目標にしてしまった点。

 楽しいはずのサイクリングにまた一つ規制が加わってしまいましたが、危険走行が爆発的に増加してしまった昨今、いたしかたない事です。





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Last updated  2009.10.03 12:46:59
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