カテゴリ:サイクリング
ツマの実家に新米を貰いに行くついでに渡良瀬川を走ってみようと車にロードを積んでやってきました。
我が家のプラドは屋根に2台、荷室に2台の計4台が収納可能。今回は荷室に積んで来ました。 先ずは自走で渡良瀬遊水地まで。 申し分のない晴天。ちょっと気温が低いですが、それも含めて絶好のサイクリング日和です。ここから渡良瀬川自転車道の終点の桐生まで約50Kmの予定。 暫くは黄金色の田園風景を楽しみながらの快適走行。このあたりは収穫時期が遅い地域で、今まさに収穫がはじまった頃なのです。 Oyajiも久々のロード。ZIPP404で走るのも久々ならSPDもフリーも変速ギアも久々。暫しぎこちないペダリングを楽しんでおりました。 ところが渡良瀬川に出て10Kmも進まないうちにスローダウン。 上州の冬の名物、赤城おろしが行く手を遮り始めました。猛烈な北風に身体が押し戻されます。容赦なく吹き付ける風に速度はドンドンと落ちて、時折襲ってくる突風に10Km/h前後にまで落ちる場面も多々ありました。最も困ったのは風に飛ばされた様々なモノが顔や身体にビシビシとぶつかる事。かなり痛い(涙) トランシーバから聞こえるのはゴウゴウと鳴る風の音ばかりでツマの声も風の音に聞き取れない。工場の旗も狂ったようにバタバタとはためいて、Oyajiのモチベーションは一気に下降(笑) 曲がりくねったCRなので、横風になった時にはエアロリムが風を受けて自転車ごと横へ押されます。若干風上側へ体重を掛けながら、ちょっと斜めになりながらの走行。 足利市駅に到着した時には、もうかなり疲れていました。駅前のコンビニで補給をして暫く休んでいる間、Oyajiは引き返す事考えていましたが、なぜだかツマはまだ先へ行く気らしく・・・再び桐生を目指すことに。 再出発後、途中で渡良瀬川の左岸へ渡りましたが、これが痛いコースミス。 川沿いのCRだから間違えることなんてないとタカを括っていたので、大きく本流からそれていることに気付きつつも、向かい風の中、相当な距離を走ってしまいました(苦笑) 左岸に出た場所まで引き返し再び右岸を走り、再び左岸へ渡ったりしながらも、もがき続けてやっとのことで桐生市内。 ん?桐生川?? 一抹の不安を覚えましたが、ここから桐生川の対岸をちょっと戻されて渡良瀬川に戻るルートが正しいようでした。 その後も衰えない風にもてあそばれながら、ようやく本日の折り返し地点の錦桜橋に到着。 思ったより遥かに時間がかかってしまい、既にお昼時。何か食べようと桐生駅へ ところが・・・・商店街はシャッター通りと化していて、駅前も人影まばら。学習塾へ通う子供が歩いているくらいという有様。近くにタイヤキ屋があったのでそれをつまむも、壁に立てかけた自転車が飛ばされるほどの強風。店を探すのは諦めてコンビニで食糧を調達し、近くの「新川公園」の芝生で昼食。 ここは木々に囲まれていたので風は若干穏かでした。 暫し休憩した後、帰路へ。 で、これがもう凄まじい追い風(笑) 殆ど漕がなくても進むという絶大なるご褒美でした。とにかくずーっと背中を押されっぱなし。 うっかりするとドンドン速度が上がってしまいます。江戸川や荒川と違って殆ど人がいないとはいえあまりに危険過ぎ(爆)往路に比べ、復路はあっという間に帰ってきたという印象。 その後道の駅「きたかわべ」で団子を食べたりしてまったりと過ごして、日が傾きかけた頃帰路へ。 これから冬にかけて、上州はますます「からっかぜ」が厳しい季節となります。北へ向かう方はご注意を。 【追記】 北川辺から桐生を目指す場合、 三国橋→福猿橋 右岸 福猿橋を渡って左岸へ 福猿端→田中橋 左岸 田中橋を渡って右岸へ 田中橋→緑 橋 右岸:この間に足利市駅(東武線)あり 緑橋を渡って左岸へ 暫く行くと桐生川に沿って渡良瀬を離れるので、境橋(桐生川)を渡って少し戻されて渡良瀬川左岸に戻る そのまま錦桜橋まで左岸 ※桐生から三国橋方面(利根川方面)を見て左手を左岸と表記 このルートが正解の模様。片道およそ50Kmです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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