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2010.02.28
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 先日、前輪のリムを磨いた後ちょっと気になっていたのが前輪の異音。

ARAYA GOLD.jpg

 チリチリといった感じの微妙な音がハブのあたりからしていました。自転車を降りて手で回しても音はせず。再び乗って走り始めるとまた鳴り出す。

 ハブ自体がもう相当古いものなので、そろそろガタが来てるのかもしれませんが・・・気に入っているパーツなのでとりあえずバラしてグリスアップしてみることに。
20100227_001.jpg

 まずは15番と17番のハブコーンレンチで玉押しの外側にあるナットを外して

20100227_002.jpg

 片側の玉押しを抜いたあと、ハブシャフトを抜きます。ロードの場合はアクスルですね。

20100227_003.jpg

 ベアリングの玉を取り出すと、殆どグリスが残っていませんでした。これはもうギリギリのタイミングでした。

 シールドベアリングならこんな心配は無いんですけどね。

20100227_004.jpg

 ベアリングの玉は片側11個の計22個。ハブによって数が違いますから、しっかり数えておいて組みあがってから「あれ?一個余ったぞ?」なんてことにならないように。

 茶色く見えるのは錆ではなく変色したグリス。適当な容器に移して洗浄します。



20100227_005.jpg

 ハブの内部も洗浄。

20100227_006.jpg

 グリスをたっぷり使ってベアリングの玉を戻します。

 グリスはケチらずに溢れるくらい使いましょう。



 今回はデュラグリスしか手元に無かったのですが、グリスにも粘度の違いで数種類ありますので、好みで使い分けるといいですね。





 また、ハブのベアリング受けに充填するにはこのようなチューブ入りの方が使い勝手が良いようです。カップ入りだと手がベタベタになりますから(苦笑)

20100227_007.jpg

 シャフトを戻して玉押し調整をして、回転させてみてゴリゴリ感が出ない程度になったところでまたハブコーンレンチを使ってナットで締め込みます。

 とりあえず昨日はここまで。雨が降っているので試乗は出来ませんでした。音が消えていればいいのですが・・・・。

 ちなみに、ハブの中は上の写真のように本来はグリスがいっぱい入っているものなので、回転が悪いからとディグリーザやクリーナーでハブ付近を洗浄してはいけません。グリスが流れ出てしまい、ますます症状が悪化します。場合によっては焼き付きを起こして壊れてしまいます。ママチャリではありがちなのでご注意を。

 BBやヘッドパーツも同じですよ。





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Last updated  2010.02.28 09:18:27
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