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2010.03.11
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カテゴリ:徒然
 今朝未明のこと。昨夜20時ごろより感じていた胃部の痛みが、22時ごろから急激に激しさを増し、1分間隔くらいで周期的に耐え難い痛みを繰り返すようになった。

 さすがに「コレはやばいんでないかい?」と仕事を切り上げ、ツマに連絡してから帰宅の途に。

 電車の揺れにも激しく痛み、額にはねっとりした汗が噴出。顔も苦痛に歪んでいるのであろう、周囲の怪訝そうな視線を感じる。

 途中まで迎えに来てくれたツマの運転で自宅へ帰るも、最早七転八倒の苦しみに襲われ、寝そべることも出来ない。病院嫌いのOyajiが初めて自ら病院へ行くことを望んだ瞬間であった。

 夜間診療所では小さな子供の無く声が響いていた。暫く待った後呼ばれる。

 「今日は胃の痛みで来る人が多いな・・・」という医師の話も「ああそうですか」などと言いつつ全く耳に入らない。

 矢鱈と痛い注射をうたれる。血圧・心電図をとる。

 夜間診療所にはレントゲン等の機器も無いため、このくらいしか出来ないんです。という医師の言葉にも返す余裕が無いほどの痛みが続く。

 暫くして先ほどの注射が効きだす。痛みが若干和らぎ、頭がボーっとしてくる。なんとなく周囲が回っている感じもする。一体何を打ったのだろう。

 触診した感じからも、きちんと検査しないとダメだというのが医師の結論であったが、受け入れ先の病院を探すも見つからない。あちこちに問い合わせる看護師の声をぼんやり聴いていたら、「これから紹介状を書きますので先方の医師に見せてください」と何かを渡されるが見る余裕は無い。

 暫く経って、一軒受け入れてくれる病院が見つかったとの事で、救急車を手配するという話になった。

 「救急車????」付き添いでは乗ったことはあるが、自らが搬送されたこと無いぞ。そんなに事態は深刻なのか????

 救急外来の入り口から入ってくれとのことだったので、行ってみると、救急車が突っ込めるように矢鱈とでかい自動ドアがあった。どうやらER(救急救命)というところらしい。

 早速、ストレッチャーに乗る。初体験だ。

ストレッチャー.jpg

 ↑こんなやつ。

 左腕と左手中指に何かを巻きつけられると、モニターに血圧と心拍が表示された。暫く眺める。これも初体験だ。

 上半身全部脱げと看護師に言われ、病人が来ている中途半端な作務衣みたいなのを着させられる。これは人間ドックで着たぞ。

 ERはめまぐるしい忙しさのようで、単に胃が痛いなんていう理由で来てはいけないところだというのを痛感しつつ、時折様子を見に来る医師や看護師にあれこれ質問されたり触診を受けたりする。

 その後採血。黒々とした血が注射器に溜まってゆく。そして点滴。気付けば両腕に5箇所も針の穴を開けられている。1箇所でいいはずなのに(苦笑)

 点滴はどうやら鎮痛剤らしく、痛みが治まって来た。さあこれから様々な検査を受けるのだ。俎板の鯉になって、あちこち弄られるのだ。グリスアップされるのだ(違う)

 それから色々とやり取りがあったと思うが良く覚えていない。点滴が1/4も落ちていない頃、「もう帰ってよろしい」といわれる。グリスアップも振れ取りも増し締めもやってもらってないと思うのだが(笑)

 「とにかく今は薬で痛みは無くなっていると思うが、薬が切れたらまた襲ってくるはず。そのときは薬を出しておくからそれを飲め。我慢できない痛みに発展する可能性も高いが、そのときは救急救命ではなく昼間の診療のほうへ来てくれ。細かい検査が出来る。」とのこと。

 地獄のような一夜だった。胃と十二指腸がかなりやられているらしい。食事が取れなかったり強度のストレス下で過ごしているので、あちこちにガタが来ているのは判っていたが、これほど唐突に症状が出るとは思っても居なかった。

 今は薬のせいで痛みは少ない。
 





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Last updated  2010.03.12 07:11:58
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