カテゴリ:徒然
昨日、千葉県内で競輪選手の練習中での死亡事故が発生した。昨年までS級で活躍していた若い現役選手(A級)だという。
歩道走行中、障害物に接触して車道に飛び出してしまい、前から来た大型トラックに・・・との事らしい。 歩道走行云々もあるが、対歩行者では交通強者の自転車も自動車相手では圧倒的な弱者である。接触すれば当然タダではすまない。 アマチュアやホビーレーサーの中にも公道でレースまがいの練習走行をしている愚かな自転車乗りを最近見かけることが多くなった。 相手が歩行者・自転車・自動車であることを問わず、また状況の如何に関わらず、事故を起こせば当事者双方及び家族をはじめとする関係者にも様々な意味で与える影響は少なくない。 今回の事件も様々な要因が重なったのだと思うが、これは誰にとっても他人事ではない。いつ自分が当事者になってもおかしくない事故である。 制限された枠の中で行う他のスポーツと違って、自転車は一般の無関係な人間が多く存在する中で、比較的緩い制約のなかで周囲を巻き込む可能性の高い相当に危険な行為を勝手に行っているという、ある意味異常な状況で走っているのである。 エコとかダイエットとか、それはまあ結構な事だが、それ以前に自分だけでなく周囲にも配慮した走行を心がけるのは当然のことだという事を忘れてはならない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|