弐号機の現在のサドルを購入したのは昨年。暮れも押し迫った12月下旬のことでした。



　サンマルコ　コンコール・スーパーコルサのワールドチャンピオンシリーズ復刻版。鮮やかな黄色でした。

　ところがこのサドル、表面の素材がセーム革であるせいなのかどうかは判りませんが、やたらと汚れます。というかそこらじゅうの汚れを吸い取っている感じさえします。



　気がつけばこんなに汚れていました。

　なんだか自分がいつも汚いズボンで跨っているような、そしてそれをアピールしているような気持ちになります（苦笑）まあ、決して綺麗なカッコじゃないのは確かなんですけどね。

　見ているとサドルも哀れに感じてくるので、「えーいこの際洗ってしまえ！」という事になりました。

　シートポストからサドルを外して台所用中性洗剤を薄めた液をぶっかけてズック靴よろしくゴシゴシと。

　水をつけるとぐんぐん吸い取って、黄色かったサドルが一瞬で黒く変色。一瞬ビックリしたけど「セーム革だからなんだ」と無理やり自分を納得させ、ゴシゴシ。

　黄色い泡がどっと出てきてまたビックリ。思いっきり色落ちしてるじゃありませんか！

　手が黄色く染まる。白いウエアで乗ってたらエライ目に遭っていたな・・・なんて思いながらゴシゴシゴシゴシ・・・・

　気が済むまでゴシゴシしたあと水で流すも、いつまでたっても泡が切れない。どんなに濯いでも黄色い泡がジュブジュブと。

　そのうちやっと泡が切れてきたので陰干し。

　乾くと黒かったサドルは段々と黄色を取り戻して・・・・・



　随分と枯れた黄色に相成りました（爆）

　あのしっとりとしたツヤツヤ感はどこへ・・・カッサカサです。そして触り心地はふんわりと（笑）

　セーム皮革用のクリームってのもあるようで、それでツヤツヤ感は復活できそうですが、淡く変色した点は戻らないでしょうね。

　でも、このままでもなんとなく味わいがあるような気もしてきたので、今後はクリームなど塗らずにカサカサふわふわの状態で行こうと思います。

　どうせまたすぐ汚れちゃうんだろうしね（笑）