休むといいつつ「休む宣言」って、それは更新してるんじゃないか？という突っ込みはさておき・・・

　Oyajiとしてはただ「休む」とだけ記す事は、小売業者が店舗のシャッターに「本日休業」と札を掲げる行為と同義であってすなわち更新しなかった（営業しなかった）ということになるとの解釈なのであった。

　毎日欠かさず、何かしら考えつつ更新していたものを止めてしまうという事に対しては何かしら自分自身の中で不自然さとか非日常的な感覚があるかと思えば、そんな事は全く無く・・・。



　（実は「何かしら考えつつ」って言うほど物事を考えていなかったのであろう）



　結果、至極普通な一日であった。

　自分にとって、毎日更新する事が知らず知らずのうちに何らかの制約につながっていたり、あるいは同様の日常的な行動のトリガー的イベントだったりしていた場合は、多少なりとも日常と違っている事に微細ながらも違和感を感じたりすることを内心期待していたのだったが、意に反して「日々の更新」があっさりと日常から切り離すことが可能であるものであったことを図らずも知る一日となった。



　（そういう意味では新しい発見だったのかも知れない）



　例えば今日から仕事の内容が変わるとか、勤務先が変わるとか、寝に帰る場所が変わる（出張中など）とか、職場のメンバーが全員知らない人になるとか、職場内での立場が変わるとか・・・・そんなことを短期サイクルかつ不定期に繰り返す生活がずっと続いてきた身としては、たかだかブログの更新をしないことぐらい変化でも何でも無いということなのか・・・等とも考えてみたりする。

　ところがもう少し突き詰めて考えてみると、実はそんなに大仰なことでは無いと知るに至る。

　これまでの展開は、生来の飽きっぽい性格からルーチンワークが続けられないOyajiが、「ある行為を毎日休み無く続ける」という事はそれなりに精神的苦痛を伴っていることもありえるという前提から始まっているわけだが、考えてみたらブログの中身は種々雑多だしシリーズ化したいといっておきながら全く続きの無い中途半端な記事も多々あったり、単なる愚痴だったり、妄想に終始してたり、語調が同一人物とは思えないほど違っていたり（つまりキャラが確立されていない）と、このブログ自体何一つ統一性のないものなのである。



　（事実、この記事だって他人からすればどうでも良い話のはず。ブログとはえてしてそういうものだと認識している）



　唯一「ただ更新する」という行為だけが連続していただけで、それは出勤するために「電車に乗る」とか、電車に乗るために「駅まで歩く」とかいう「行為そのものには大して目的が無く、何かをするための手段でしか無い」と言う事柄に相似するものであったのではなかろうか。

　そして更に、主たる文章に強い想いが込められているというのでもなく。

　元々Oyajiにとってブログに文章を書くこと自体、脳内で組みあがった一連の内容を手を使って具現化しているだけの事であって、時間消費はあるにせよ一連の作業の中で自分自身の精神的リソースを殊更に消費しているという感覚は無い。



　もちろんそれは人によって様々で、文章を書くこと自体が苦手という人も居れば、苦手じゃないけど書きながら色々と表現などを考えてしまう（つまりこれが精神的リソースの消費と表現）人も居るであろう。

　しかしその点についてOyajiは全く無頓着であるから、単に脳内情報の垂れ流しをしているに過ぎない。どんなに長い文章だろうがそれは同じこと。

　朝起きたらPC（電源は入りっぱなし）でニュースとか見ながら目覚ましにブログを書く程度の習慣だったので、嫌いなルーチンワークだと認識するまでに至らなかったという事なのだろう。

　振り返れば確かにネタが無くて困ったという記憶もあまり無いし、たとえあっても適当に天気のことなどを書いて終わらせてしまうなど茶飯事だった。更新にしたって朝に限定したわけでなく夜中に書いてみたり夕方に書いてみたりしたことも多々あって、そういう意味でも自分自身への制約も無かった。

　とまあこんなことをダラダラと朝っぱらから書き連ねることに抵抗の無いOyajiであるから、もののついでのちょっとした落書き程度だったのであろう。現に今日のこの文章の最初のほうにどんなことを書いていたかもあまり興味が無いし、冒頭の文章やテーマとかけ離れた展開をしているかもしれない・・・何てことも考えていない。

　更に言うなら、これまでのブログの内容からすると、Oyajiにとってのブログ更新はルーチン作業の対極にある「自由気まま・好き勝手し放題」なものだったとも考えられなくも無い。

　結局、1000日も続いた事に一時は自分で驚いたわけだが、驚いたのはそれだけであって、期待したほどの充実感も達成感も無かったというのが正直な感想であった。

　ただただ、こんなブログに毎日訪問してくれる方々に感謝するのみ。 

　とりあえず今後も（不定期ではあるが）更新は続くと思う。気ままに、自由に。







　どう？長くて疲れました？（笑）