カテゴリ:自転車トラブル&メンテナンス
昨日は「やっと回収」って書いたけど、実際には単なる注意喚起であって、実際はメーカー側には回収の意思は全く無いというものでしたね。
結局のところメーカー責任云々の議論は残るとしても、消費者側でも自分を守るためにきちんとした管理をしなければいけないというのに変わりは無いわけで、「買いっぱなし」「乗りっぱなし」はNGってことです。 自分のバイクに限らず、家族の自転車にも気を配る事は大事ですね。その点、家族の中の誰かがホビーライダーだったりすると幾分安心なのかも知れません。ママチャリだって錆びていたら悲しくなるのが自転車乗りの性ですから・・・・と信じたい(笑) クランクを回すたびに「かしゃんかしゃん」と鳴ったり、クランク自体がグラグラして回すと妙な挙動が足に伝わってきたり、ブレーキが「キーキーブーブー」うるさかったり、ホムセンで一万円以下で売っているようなママチャリは何かとトラブルを抱えやすいものです。 きちんとしたメーカー製であってもラグからチューブがスッポリ抜けたりする症状が出ているものもあったりするので、お買い物程度の用途であっても整備は必要です。皆さんも是非、ご自宅の自転車はすべて定期的に点検しましょう。注油や増し締めはもちろんのこと、細かいところもチェックしてみましょう。 特に戸外で雨ざらしの自転車は要注意です。表面的には綺麗でも、内部に入って溜まった雨水や結露によって腐食が進行し、ちょっとした衝撃でポッキリいかないとも限りません。スチール製のフレームなら尚更です。 ・ハンドルにがたつきは無いか ・サドルはしっかりと留まっているか ・チェーンは錆びたり伸びたりしていないか ・リムやスポークは錆びていないか ・ブレーキはきちんと利くか ・反射板・ライトは付いているか ・ベルは鳴るか ・ペダルはがたついていないか ・タイヤの空気圧は正常か ・ワイヤーはほつれていないか ・変速機は正常に作動するか このあたりは誰でも確認できることなので、日常的に確認するクセをつけたいところです。 異常があれば直せるところは直してあげましょう。ちょっと手を入れるだけで驚くほど快適な乗り心地になったりするものです。 家族の自転車であれば、出来れば実際に乗ってみて、少し走ってみると良いかもしれ ません。ホイールが振れていたりブレーキ不良だったり、変な音がしたり、ちょっと見ただけでは判らないところもチェックできます。 また、たまにはシートポストを引き抜いてみて、シートポストがフレームに隠れている部分が錆びていないかとか、フレーム内に水が溜まっていないかなども確認できたら良いですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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