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2010.08.05
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 Six13に付いているBB30の締め付けトルクを調べていたら、Siクランクってもう過去のものになっちゃっているんだなあと実感。

 Webで2005年のsiクランクのマニュアルを探し出して規定トルク値は判明しましたが、そこにあるクランクのパーツ構成を見て、現在主流のクランクに対してあまりの構成品の多さを再認識。

right.jpg

left.jpg

 インテグレートシステム黎明期に作られたこのクランクシステムを、前カーボン後アルミという今後出ることのない特異なSix13のフレームと共に大事に使い続けたいと思います。


 それにしてもワッシャー等のパーツ数が半端じゃない!これじゃ流行らないよなあ・・・・なんて思いましたが、siも今やSLシステムに進化して、BB30も広まって来ましたね。


 ところでBBだけじゃなく、自転車には多くのネジが存在し、夫々規定の締め付けトルクというのが存在します。部位や材質によって異なるこれらのトルク値は、それより緩ければガタが出たり走行時のトラブルにつながるし、高すぎればネジやフレームの破損につながるという大切な値です。

 厚めのクロモリ全盛だった頃は「大体このくらい・・・」なんて感覚で、アーレンキーでギュウギュウ締め込んだり出来ましたが昨今はカーボンや薄いアルミが多用され、ちょっと強いトルクで締めるとネジをなめてしまったりフレームが歪んだりします。

 特にステム、ヘッドパーツ、シートポスト等はトルクが弱いと走行中に動いてしまって危険。でも締め込むとパキパキ鳴ったりして思いっきり締め込むことが出来なかったり。カーボンのシートポストやハンドルだと、締めるのをためらっちゃったりしますね。

 そんなわけで最新のバイクではトルク管理はメンテの重要な位置を占めていたりします。

 ところが、走行前の点検として「増し締め」を謳っている本はあってもトルクについての具体的な記載はありません。それは使用されているパーツ個々に夫々の規定トルクがあるからです。

 材質や仕様によって変わるトルクを全網羅するなんて到底出来ませんから、各自が自分のバイクの様々な箇所のトルクを知っていなくてはならない・・・・面倒な世の中になったものですが、大切な自転車を長く安全に乗っていくためには大事なことです。

 さて、フィキシングボルトの締め付けトルクは上の図にあるように34-41N・mとの事。かなりシビアです。



 更に普段使っているgrungeのトルクレンチじゃ測れない(最大24N・m)事も判明。

 そこで・・・・

 買っちゃいました、KTCのデジラチェ!



 これからめくるめくトルク管理の世界が(爆)

 しかしまあこんなのばっかり弄ってちゃダメですね。





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Last updated  2010.08.05 06:40:42
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