カテゴリ:屋上ビオトープ
今回は底床の準備から。
睡蓮は粘土質の底床が適していて、田んぼの土が最適なんだそうです。 となれば近所の田んぼから土を分けてもらうのが一番いいのですが、今はコメ作りが始まった時期で農家も忙しくなっています。特に近所に知り合いの農家がいるわけでもないし、ツマ殿の実家まで貰いにいくのも大変なので、市販の代用品を使うことに。 そこで、「荒木田土」というのを使うことにしました。 ズッシリと重たい袋を6袋屋上へ担ぎ上げました。運動不足がたたって、何往復もしていると腰にきます(涙) とりあえず一つの容器に全部ぶち込んで、練り上げます。 荒木田土は水を入れるとすぐに粘土のような粘りが出ます。にゅるにゅると指の間から絞り出される感覚は、小さい頃やっていた泥遊びそのもの。 さて、この泥に水を注げば濁った泥水になるのは明白。しかもこの土、水を加えただけで粘土になったわけですから、それだけ粒が極めて小さいという事なのです。 色々な方のブログを参考にしようと検索してみると、みなさん濁りがいつまでも取れなくてお困りの様子。 そもそも睡蓮というのは葉だけでなく株元にも光が届かないといけないのだそうで、濁った水はよくないとの事です。それにメダカやらエビなんかを入れるわけですから、是非とも透明な水であって欲しい。 そこでちょっと考えたのですが、濁り対策として泥の表面に赤玉土を薄く敷く事にしました。薄く敷く事で膜状になれば、泥が水に溶け出すのも抑えられるのではないかという素人考えです。 早速、赤玉土を大量に担ぎ上げました。 同じ容量でも荒木田土に比べると、とっても軽い。2往復で運び上げ完了。 これを、練り込んだ荒木田土の上に薄く敷くわけです。 こんな感じで2つのフネの底床が完了。赤玉土は5袋用意しましたが、1袋もあれば十分余りが出ました。 荒木田土は84リットル用意していましたが、フネが大きいのでかなり薄くなってしまい、根が張れないのではないかと思い、2つに分けるだけに留めておいて、残り一つは残った赤玉土を練らずにそのまま敷きました。 赤玉土だけのフネは睡蓮を植木鉢に植えて沈めようと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.04.30 13:11:03
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