カテゴリ:屋上ビオトープ
なんだか園芸ブログのようになってますが・・・・・土日も家に居ると屋上で息抜きするくらいしかすることも無いのであります。
今日も朝から気温が高く、正午には水温は30度近くまで上がっておりました。 睡蓮は相変わらず猛烈な勢いで葉を展開しながら、花もポンポン咲くようになってきました。水面には生まれたばかりの小さなメダカも大量に居たりして、どうやら今年もベビーラッシュを迎えているようです。 さて屋上の片隅にある発泡スチロールの容器には花蓮が植えられています。 昨年は小さなバケツでこじんまりとした浮葉が数枚で終わっていたのを、今年はちょっと大きめの容器に移したところ、大きな葉が何枚も上がってきました。 で、この蓮の葉といわず茎といわず、そこここに満遍無く茶色いアブラムシがたかっているのです。 小さな生き物がたくさんいるこのエリアでは薬品を使う事が出来ないので、こういった招かざる生き物も多くやってくるのは致し方ない事です。 しかしまあ吸われ放題というのも癪なので、容器に水を足すついでに水圧で洗い流したりしています。 蓮というのは実によく水を吸い上げるようで、この容器の水の減り方は睡蓮のそれと比べて圧倒的にはやく、どっかに穴が開いて水がしみ出しているのではと疑うほどです。 そこで毎朝水を足す時にはシャワーヘッドのノズルを絞って水に勢いをつけて葉や茎に直接当てることでアブラムシを洗い流したりしています。 これが毎日毎日、落としても落としても翌朝にはまたビッシリと。完全にいたちごっこです。 アブラムシは単為生殖も行うことから、水圧攻撃を逃れた僅かな個体からすぐに増殖をするし、風に乗って外から新規に進入してくる個体もいてその勢いは衰えることを知りません。薬を撒けば一気に殲滅も可能なのでしょうがそれが出来ないことがもどかしく感じることもあります。 きっと夏の間はずっとこんな感じがつづくのでしょう。 さて水圧や風に飛ばされて水面に落ちたアブラムシには、腹を空かせたメダカやどこからか入ってきたアメンボたちの食事に供されるという重要な役割もあったりします。 そうやって蓮の葉の下では命のやり取りが日夜繰り広げられているのでした。 ふと見ると、葉陰に小さな蕾が出ていることに気付きました。このままうまくいけば咲くのかもしれません。 どのみち平日の早朝から深夜までは仕事で見ることが出来ないので、上手く開花まで辿り着けても見ることが出来る可能性は低いのですが。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.05.31 22:22:43
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