葛の香ポタ
今朝は曇り空ですが、気温は高くなるとの事。多少南風が弱くなっているようなので、いつもの印旛沼-利根川コースの台風後の状況確認もかねて走ってきました。 前半は予報どおりの曇り空でした。結構快調なペースで利根川まで進みます。路面には木の葉や枝が散乱している場所もありましたが、総じて問題なしといったところです。 印旛新川は意外と水量もいつもどおりといった感じでした。田も殆ど稲刈りが終わっていて、部分的に残る稲穂の黄色、刈入れが済んだばかりの土の色、刈入れ後暫く経って、再び芽が出て緑になっている部分が入り組んで、一見モザイク模様のようになっていました。 印旛沼のモモイロペリカンは、今日も遠くで羽繕いです。双眼鏡があれば・・・と思いました。 利根川に出ると状況は一変しました。 茶色い濁流が渦を巻きながら強い流れを作っています。上流からの漂流物も多く、普段は河川敷になっているところも半分以上は水没していました。 リトルリーグのグラウンドも一旦水没したようで、雑草も含め一面が乾いた泥の色でした。今日は練習もお休みのようです。 折り返し地点も近いです。ここから銚子の河口まで65Kmですが、一度行ってみたいと思っています。ただ、現在河口までは自転車道は整備されていないようで、計画も無いそうです。 来た道を折り返し、「道の駅やちよ」に到着。いつもスタート&ゴールにしている場所です。(と、言ってもここから10Km以上離れた自宅から自走してくるのですが) 今日は大きな「かぼちゃ」の展示会をしていました。大きいものは70Kg以上ありました。このカボチャは大きくなる品種のようで、大きいものは400Kgを超えるそうです。 さて、タイトルの「葛(くず)」ですが、印旛沼脇の道にたくさん咲いていて、辺りは何ともいえない甘い葛の花の香が漂っていました。夏はツルがコース上に伸びて、脛や腕にピシピシと鞭の如く当って「困った夏草の代表」という感がありますが、花は可憐でいい匂いがします。今日は大好きな葛の芳香に包まれたポタリングとなりました。 お昼前には雲は殆ど消えて、きれいな青空となりました。写真は新川の支流にかかる橋の上からの風景です。道の駅からの帰りがけに撮ったのですが水面に雲が映って、とても綺麗でした。久々にいい一枚が撮れました。今日のコース 往復で96Kmでした。←フェミニン・バイクにSCOTTを追加しました。