|
テーマ:懐かしのフォークソング(700)
カテゴリ:懐かしのフォークソング
最近、フォークソングを取り上げていなかったので、今日の2曲目はさださんの『空缶と白鷺』を取り上げたいと思います。
注)今日の画像は写真素材[フォトライブラリー]様からお借りしたもので、著作権等は撮影された方にあります。無題転載などは固くお断り致します。 『白鷺が一羽 一輪の白菊の様に♪』 この歌は1984(昭和59)年12月12日に発売されたアルバム『Glass Age』に収録された歌です。この歌の出された1984(昭和59)年はこんな年だったようです。当時、私はまだ大学に通う学生でした。私が卒業、就職したのは所謂、バブル景気と呼ばれる時代の少し前の時代でした。でも、バブルと呼ばれた時代にもバブルは感じた事がないです。 歌の歌詞の中に『かくれんぼを知らない子供が増えたって』、『ひとり暮らしの老人達が増えたって』と言うのがありますが、この時代からこの国は何処かに歪が出来始めていたのかも知れないですね。でも、今から考えればまだまだ、まともな時代だったのかも知れないです。 『世論調査では国民の九割が中位満足してるって♪』 歌詞にあるように、この時代はそうでしたよね。でも、今考えてみたら現在程では無いにしろ当時でも格差はありました。雰囲気的なものに誤魔化されていたのかも知れません。真の平等は有り得ないにせよ、酷いことになっているような気がします。 一生懸命、働いても報われない方も居れば、その逆の方も居られます。世論として『自己責任』を唱えられる方は多いようですが、この国は自己責任を問えるほどのシステムを持ち合わせていないのが現状だと思われます。ただただ、問題を先延ばしにしているだけのような気がします。 『僕は何かの 答えを出せるだろうか♪』 この歌が出されてもう少しで丸22年が経ちます。さださんご自身は今の世の中をどう思われているのでしょうかね。かく言う私もただ、手をこまねいているだけで何もできていない現実があるわけですが・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年10月31日 19時15分06秒
[懐かしのフォークソング] カテゴリの最新記事
|
|