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テーマ:懐かしの昭和歌謡(766)
カテゴリ:懐かしの昭和歌謡
今日は晴れていたものの、朝から風が吹き寒い一日でした。ラジオを聞いていると『木枯らし1号』が吹いたそうです。寒い筈ですよね。今日は昨晩、ローズ薫さんから頂いたリクエストで 中井昭・高橋勝とコロラティーノの『思案橋ブルース』を取り上げたいと思います。
注)今日の画像はArtworks様からお借りしたもので、著作権等は撮影された方にあります。無題転載などは固くお断り致します。 『哭(な)いているよな 長崎の街♪』 この歌は1968(昭和43)年4月25日発売された中井昭・高橋勝とコロラティーノ のデビューシングルで、B面が『別れ道』と言う曲だったようです。両面とも川原弘 さんの作詞、作曲だったようです。この歌を作詞、作曲をされた川原弘 さんはバンド“コロラティーノ”のフルートとサックスの担当をされていた方のようです。 この歌をお作りになられた川原弘 さんは長崎のご出身で、原爆で身内を全員亡くされ単身上京されて著名なバンドでトランペッターとして活躍されていたそうですが、体調を壊されて帰郷され、その後、地元長崎の繁華街『思案橋』にあるキャバレー十二番館で働かれていたそうです。 『呼んでくれるな 俺のなまえを♪』 この歌は川原弘さんが何か自分たちの持ち歌をということで作られ演奏しているうちに、大きな反響を呼んで、レコード化されたものらしいです。歌のタイトルにもなっている『思案橋』は1592(文禄元)年に架けられた橋で、1875(明治8)年に焼失して石橋に造り替えられ、1914(大正3)年にコンクリートを上塗りした鉄橋となったようです。 その後、1948(昭和23)年には、この一帯の都市整備のため川は暗渠となり、思案橋の姿も消え、この歌が作られた時には地名だけ残っていたそうです。現在は道路をはさんだ両側に橋の欄干を模した思案橋跡の碑が建てられているようです。思案橋はこんなところらしいです。 『ああ長崎 思案橋ブルース♪』 中井昭・高橋勝とコロラティーノの『思案橋ブルース』はこちらで少しだけ試聴が出来ます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年11月07日 19時40分04秒
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