親こあらのレトロ館

 下の画像は数日前に撮影した某駅構内の団扇の飾りつけられたクリスマス・ツリーです。

最初のクリスマス・ソングはしのぶ7165さんからリクエスト頂きました、南野陽子さんの『メリー・クリスマス』です。リクエスト有難う御座います。


注）今日の画像は写真素材[フォトライブラリー]様からお借りしたもので、著作権等は撮影された方にあります。無題転載などは固くお断り致します。


『パーティーの場所へと　急ぐ足止めた♪』




この歌は1988（昭和63）年12月14日に発売された、南野陽子さん12枚のアルバム『スノーフレイクス （SNOWFLAKES）』と1989（平成元）年12月1日に発売された 14番目のアルバム『ディアー・クリスマス（Dear Christmas）』に収録された歌です。この歌の作詞は康珍化さん、作曲が平野牧さんによる作品です。


日本でのクリスマス・ソングにはラブ・ソングが多いのですが、この歌はクリスマス・ソングでありながら、メッセージ・ソングになっています。クリスマスとは元々、イエス・キリストの降誕（誕生）を祝うキリスト教の記念日で「神様が人間として産まれてきてくださったこと」を祝う日なのです。

『痩せた子供達がてのひら差し伸べ♪』




この歌の歌詞の一部に『神様は本当に生まれる命をみんな同じように創られたのかしら♪』とか、『限りある命の弱き者たちを強く力あるものどうかか守りたまえ♪　』と言うフレーズがあるのですが、現在の日本を考えると毎日のようにこの歌のフレーズと同じ事を考えてしまいます。


この歌の作られた年代や歌詞の内容からすると、日本におけることではなく、海外の貧困に喘ぐ国の事を歌われているように思います。この歌が作られて20年近くになる訳ですが、現在の日本は心が貧困に喘ぐ国になってしまったと実感することが多いです。心の貧困はどうすれば救うことができるのでしょうか。



『街に窓にキャンドルの灯りともる　Merry　Christmas♪』





　　　　　　　　　　　　　　　　
クリスマス特需で糧を得られている方も多く居られると思うので、それを強制的に制御する事は不可能でしょうが、クリスマス本来の意味を考え過ごすようにしたいと思わされた歌です。南野陽子さんの『メリー・クリスマス』はこちらから少しだけ試聴が出来ます。