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テーマ:懐かしのフォークソング(700)
カテゴリ:懐かしのフォークソング
今日の2曲目も以前取り上げさせて頂いた楽曲の中から2004年12月04日のブログで取り上げさせて頂いたふきのとうの『雨降り道玄坂』を取り上げさせて頂きます。
この頃は本当にシンプルで味もそっけもないですね。著作権法を意識していたのが一番の原因なのですが、今後はこの辺りのシンプルさも取り入れて新しいスタイルも模索中です。 注)今日の画像は写真素材[フォトライブラリー]様からお借りしたもので、著作権等は撮影された方にあります。無題転載などは固くお断り致します 。 『雨降りの道玄坂 バスを待つあなたの寂しさに声かけたのは ♪』 この楽曲は1976(昭和51)年9月21日に発売されたのふきのとうの5枚目のシングルに収録された楽曲で山木康世さんの作詞、作曲による作品です。この楽曲のB面は『おやすみ(Good Night)』と言う楽曲で こちらは細坪基佳さんによる作品です。 この楽曲の舞台となった道玄坂は東京都渋谷区に実在する坂の名前で、名前の由来は、和田義盛の残党である大和田太郎道玄からという説と、道玄庵という寺の名前からという説の2つがあるそうです。『旧譜ジャーナル』と言うサイト様の『旧譜あの街この街』と言うコンテンツに写真があり、こんな場所です 『電話ボックスで 夜が明けるまで 一人で寒さしのいだ冬の日♪』 この楽曲が発売された時私は中学生で、お年玉で買ったギタ-を独学で練習しはじめた頃でした。この楽曲を弾き語りする練習をしながら、自分なりに道玄坂を頭に描いていて、当時、想像していた道玄坂は人通りの少ない淋しい所にある坂をイメージしていました。 その後、初めてこの歌の舞台になった道玄坂を初めて訪れたのは、大学を卒業して就職してからでした。道玄坂のバス停で愕然とした記憶が今も鮮明にあります。渋谷の繁華街にあるその坂は坂と呼べないほどフラットで頭にあったイメージがガラガラと音をたてて崩れました。 『今日がふたりの終わりだなんて 誰が決めたの 一年少しで♪』 昔から『名所に見所なし』とか『名物に旨い物なし』と言う言葉がありますが、それを感じたものでした。それもその筈です。この楽曲を作られた山木康世さんご自身がこの坂の事を充分ご存知なかったようですので、ギャップがあって当然かも知れないですよね。ふきのとうの『雨降り道玄坂』はこちらから少しだけですが試聴が出来ます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年01月12日 21時12分16秒
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