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テーマ:生き方上手(685)
カテゴリ:日々のこと
昨日の日記では、現代社会の憤懣をボヤいてしまいました。
でも、すずらんさんもコメントしてくださったように やっぱり、日々笑って暮らしたいですよね。 うじうじしていても、ボヤいても一緒の人生。 ならば、できる限り笑っていたい。 そんな折、今日のNHKの「スタジオパークからこんにちわ」で、 長野の諏訪中央病院の鎌田実医師が出演していた。 ちょっと前にも、テレビに出ていたのをみて その話し方、人柄に興味を持った。 鎌田さんは、地域医療に力を入れ 最近では、イラクやチェルノブイリにも行って支援をされているという。 著書もたくさんあり、どれも読んでみたいと思うものばかり。 最近は、「ちょい太で大丈夫」が話題になりました。 さて、そんな鎌田氏なのですが、スタジオパークで話をされていたことで心に残ったことが・・ それは、鎌田氏のお父さんが亡くなった時の看取りの話。 実は、鎌田氏のご両親は実のご両親ではなく、戦後まもなくこのご両親の元に里子に出されていたのだった。 それを知ったのは、鎌田氏が35歳のとき。 それまでは、家がそんなに裕福でなかったので 医大進学の困難等もあり、父への反発も激しかったとか・・ でもその事実を知ってから、お父さんもお母さんも実の子供のように育ててくれたという偉大さを感じ感謝したという。 そのとき、ご両親が自分を引き取ってくれていなかったら、今の自分はなかった。自分は、このご両親によって生かされた。 結局、お父さんは亡くなるまで一言も恩着せがましいことを言うこともなかったそうだ。 今の時代、親子関係で悩んでいる人が多いが 鎌田氏もそんな理由で、35歳まではいい関係ではなかった。 しかし、お互いを信じて「いつかは分かり合える」と努力をすれば 必ず道は開けると・・・・ 時間はかかるかも知れないが・・・ 親子、家族はたとえ血が繋がっていなくても 深い絆は築ける。 鎌田氏は語っていた。 イラクやチェルノブイリで、栄養失調や医療を十分に受けられない子供たちを見て 「自分が両親に助けられたように、この子達にも、何か手をさしのべたい」 子供には未来がある。 のんびり、ほのぼのとした見ているだけで癒される表情の鎌田氏。 奥が深いなあ・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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