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テーマ:着物がダイスキ♪(2131)
カテゴリ:ようこそOYATE ROOMへ
「着物100年」と、いう言葉を聞いたことがありますが
よいお着物は、親から子、子から孫へと受け継がれ、最終的には座布団や、子供の布団、ちゃんちゃんこに姿を変えて100年使えたってことになるのですね。 私の子供のころには、祖母がいらない着物で作ったちゃんちゃんこや子ども布団がありました。 子供の頃の写真を見たら、銘仙を潰して作ったちゃんちゃんこが写っています。 究極のリサイクルですね。 こうして、物を大切にする心や、それにまつわる思い出話もついてくるのが着物。 今日、先日留袖講習をした同級生から そんな着物にまつわるよいお話のメールが届きました。 以下、彼女からのメールを添付させてもらいます(承諾済み) 毎週水曜日は母を訪ねる日なので、亡くなった伯母の遺品の夏着物と母の友人に もらった夏帯(しつけがついたままだった!)をして行きました。 私の着物姿を見るなり、母は「まあ~!それは私の母の着物…!」と言うなり、 ポロポロと涙を流しました。 おばあちゃんの着物が母の姉である伯母のところにあったようです。昨年父と姉 を立て続けに亡くして、やたら涙もろくなりました…。 小学校の教師だった祖母は、この着物の下に袴をはいて通勤していたそうです。 おばあちゃんは毎年夏が終わると、全部ほどいて洗い張りを自分でして、縫いな おしていたとか… 折り目正しい人だったそうです(私が生まれる前に亡くなったから、私は知らない) 昔の人は、物を大切にしていたんやね… 母の所には、出来るだけ着物を着て行って、昔話を延々と聞こうと思います。 以上 彼女がこうして、着物を通じて親子の絆を再確認できて 本当によかった!! これぞ、着物文化のすごいところだと思いました。 私が着付けを習ったきっかけも、やはり母の残した着物を タンスの肥やしにするのは忍びなかったから・・・ 着物の力ってすごいかも・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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