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カテゴリ:アメリカの情報
Pilatesは日本でも少しづつ話題になっていると聞いたが、今日初めてPilatesに挑戦したのを機に、ここにちょっと書いてみたいと思う。
日本ではピラティス、ピラテスなどと言われているこのPilatesは、創始者であるJoseph Pilatisの名から来ているが、その歴史は古く何と90年前にも遡るという。 随分前からダンサーやスポーツ選手の間では指示されていたようだが、アメリカで話題沸騰になったのはほんの数年前のことだ。 今ではあちこちのフィットネスクラブやジムでもさかんに取り入れるようになったこのエクササイズは、簡単に言えば一種のマット運動なのだが、強い体を作り上げる為には心と体が一つの結合体として働く事が大事という哲学に基づいている点は新鮮だと思う。 呼吸法、集中力、体幹部のコントロール、脊髄のバランス等を重視し、それに手や足の動きを加えたシンプルなエクササイズは、体に負担を与えない。 また何よりもいいのは、体の芯にある筋肉を鍛える事と運動の回数よりも「質」に重点を置いているので、筋肉ムキムキになるのを気にしないでいいことである。 寝るという姿勢が基本になっているのは、寝たきり患者のリハビリにも活用されていたからだそうだが、関節などに無駄な負担をかけなくても済むし、体の内部に働きかける運動なので自ずと姿勢やボディーラインが改善されるのだそうだ。 Joseph Pilatis自身が生まれつき体が弱かったようで、その克服の為に生まれたエクササイズが、何十年過ぎた今日でもスポーツ障害、骨粗鬆症、腰痛持ちなどありとあらゆる症状や怪我・病気の予防にも効果を発揮しているのがすごい。 実は私、最初は痩せたいという気持ちでPilatesのDVDを購入したのだが、Pilatesの哲学を学習する内に心身ともにその奥底から綺麗になりたいと強く願うようになったのである。 そしていつかはPilatesをマスターするぞと決意したものの、足先に手が届かないほど体が硬い私はさっきまで画面を前でゼーゼーハーハーともがいていたのだ。 どうやら姿勢やボディーラインを改善する前に体の柔軟さを磨かなければならないようである・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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