メキシカン・アメリカンな暮らし

この夏はSmoothie（スムージー）ブームかと思うくらいあちらこちらでSmoothieやSmoothie専用ミキサーが販売されているのを見かけたものだ。
Smoothieとはどういうものなのかというと、『基本的には果物をミキサーでジュースにしたものだが、たいていプロテインやビタミンなどを個人の好みで混ぜることができる（英辞郎on the web www.alc.co.jpより引用。）』物である。
もう少し説明をつけ加えるならば、果実や野菜に氷をミックスした、カキ氷よりはもっと繊細なシャリシャリ感がある飲み物も、果実や野菜に乳製品やはちみつをミックスした、とろりと口当たりのいいドリンクもSmoothieと言えるが、いずれのスタイルにも共通することはスムージーという言葉の語源通り、smooth（なめらか）であることだ。


～Smoothieの歴史～

1990年代に入ると徐々にスムージーが流行ったと俗に言われているが、スムージーが流行ったのは実はこれが初めてではないという。
スムージー第一次流行が起こったのは何と1960年代であり、Orange Julius smoothie（オレンジ・ジュリアス・スムージー：フローズン濃縮オレンジジュースにミルク、氷などをミックスさせたもの。）などが登場したのがきっかけであったそうだ。
その流行も1970年代後半頃にはおさまったようだが、90年代に入ると再びスムージーが流行り始めた。
その流行が今日まで続いている訳だが、スムージー第２次流行のきっかけは健康ブームが影響していると言われている。

スムージーのコンセプトを大事にしながらも、新しい感覚の飲み物に仕上げたのは、健康ジュース・バーのJuice Club（ジュースクラブ：今のJamba Juice（ジャンバ・ジュース））とSmoothie King（スムージーキング）なのだそうだ。
それぞれのメニューを見てみると、ビタミンやミネラルが混ざったスムージーが豊富で、「手軽」＆「健康」を意識しながらメニュー作りをしているのが分かる。

「手軽」＆「健康」、、、健康ブームの波にのったアメリカ人はこの言葉にとても弱いのではないかと思うのだが、実は私もその例に漏れない。
まあ、健康は手軽に入れられるものなどとは考えていないが、毎日とるビタミン剤をスムージーにして手軽に楽しく飲みながら健康を保つという手はなかなかいいアイディアだと私は思うのだ。
最近友人に送ってもらった、栄養価が高いという穀類・アマランサスをスムージーに入れてみようか、、、。
明日また、私の台所がミニ・スムージー研究所になりそうな気配である。


参考HP：

＊Smoothie King(スムージーキング)公式サイト
http://www.smoothieking.com/

＊Jumba juice（ジャンバジュース）公式サイト
http://www.jambajuice.com/

＊スムージーとは（丸現飲料工業株式会社）
http://www.marugen.com/smoothie/smoothie.html