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カテゴリ:アメリカのサービス
引越しの際には、電気、ガスなどの使用停止の手続きは勿論、住所変更や郵便物転送手続きなども欠かせない。
そんな時便利なのが、『Mover’s Guide(ムーバーズ・ガイド)』と呼ばれる、郵便物転送手続き用紙つき小冊子である。 大体1年に1度の割合で引っ越しをする私も、引越し日が確実になった日には決まってMovers guideを貰いに郵便局へ足を運ぶのだが、Mover’s Guideについてくる郵便物転送手続き用紙に古い住所、新しい住所、署名などの情報を書き入れて投函するだけで手続きは完了する。(*ちなみに、手続きは転送指定日の90日前から行うことが出来る。) そして、転送日になると約束通りに郵便物を転送してくれ、郵便局から住所変更確認レターが届くという手順だ。 この住所変更確認レターのメリットは何と言ってもクーポンで、Lowe’s(ロウズ)やHome Depot(ホームデポ)などのいわゆるホームセンターや電化製品店 そして、百貨店などで使えるクーポンは、引越しの度に何かしら物入りになる私には嬉しい特典である。 Mover's guide自体にもクーポンは付いてくるのだが、住所変更確認レターに付いてくるものは引越し先から近い店で使えるクーポンが多い。 今回私が重宝したのは、近所にあるホームセンターであるACE(エース)からのゴミ箱無料贈呈券と、同じくホームセンターのHome Depot(ホームデポ)で使える10%クーポンで、貰ったゴミ箱はガレージのゴミ箱として、そして10%割引で買った道具は庭で大活躍している。 さて、クーポンの話はこのくらいにして、、、。 郵便物転送サービスには規定があり、 1、FIRST-CLASS MAIL(普通郵便)、 PRIORITY MAIL(特別扱い郵便)、 EXPRESS MAIL(速達郵便)は1年間の転送サービス。 2、新聞や雑誌は60日間の転送サービス。但し、仮の引越しの場合にはこのサービスは使用出来ない。 3、16オンスもしくはそれ以上の重さのある小包類は、同じ地域内に引っ越した場合のみ転送が可能(1年間の転送サービス)。尚、州外などに引っ越した場合、小包転送の際に追加料金が生じた場合には追加料金が課される。 4、3のサービスを必要としない場合には、最寄りの郵便局にその旨を告げる必要がある。 5、16オンス以下の広告チラシ、カタログ、冊子小包などは、送付者のリクエストが無い限りは転送されない。 、、、などと決まっているようである。 Mover’s Guideは、現在インターネットからアクセスも可能で、郵便物転送手続きも家のコンピューターから手軽に出来るようになっているそうだ。 (https://moversguide.usps.com/) 但し、ネット上での郵便物転送依頼届けの提出は、身元確認証明のために1ドルの徴収が必要とされるので、今のところはクレジットカード保持者のみが使用可能のようである。 追記: 複数人の郵便物転送手続きを取る場合、ラストネームが全員同じなら、Entire familyと書かれている項目にチェックを入れ、名前は、筆頭者の名前を書き入れるだけで良い。 一方、それぞれラストネームが異なる場合は、それぞれ別の用紙に記入して提出する必要がある。 また、本名や現在使用の正式な名前以外にも、maiden name(婚前前のラストネーム)やmiddle name(ミドルネーム)、nickname(ニックネーム)などを使って郵便物を受け取っている場合にも、名前ごとそれぞれに別の用紙を使う必要がある。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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