メキシカン・アメリカンな暮らし

『アメリカ郵便局のこんなサービスその2』------- Stamps by mail

切手は、郵便局に直接足を運んで購入する以外にも購入出来る方法が沢山ある。
まず、スーパーやコンビニエンスストア、銀行などでも購入する事が出来るし、Office Depotなどのオフィス関連ストアで購入する事も可能だ。
また、オンラインやファックス、電話、メールを通して購入する事も出来る。
私が頻繁に利用している方法はメールオーダーなのだが、無料でオーダーする事が出来、無料で配達してくれるという有難いサービスなのである。



～Stamps by mailのメリット～

Stamps by mailと書かかれたパンフレットが時々郵便受けに配達される事もあるが、自分で郵便局で受け取る手もある。（＊注文する度にStamps by mailのパンフレットが同封されて配達されるので、一度注文すれば、次回からわざわざ郵便局に行ってパンフレットを貰いに行かなくて済む。）

パンフレットと言っても封筒と注文書がくっついているもので、その注文書に住所、氏名、電話番号、欲しい切手の枚数と値段などを書き入れ、チェックか郵便為替と一緒に入れて郵便受けやポストに入れれば完了。
数日後には切手が配達される仕組みだ。

私の活用法はというと、まずネット上で（http://shop.usps.com/cgi-bin/vsbv/postal_store_non_ssl/home.jsp ）切手を眺め、欲しい切手のアイテム＃と値段、名称を注文書に書き入れ、チェックを同封。

そして、家の前の郵便受けに注文書を投函して、2日後に切手が届くのを待つのみだ。
車が無い時や、どうしても家を数日間空けられない時などはとても助かるサービスである。



～Stamps by mailのデメリット～

とても便利なサービスなのでデメリットは思いつきにくいのだが、私の経験からして言えば、「時々注文した切手と違う切手が届く」という点はまあデメリットなんじゃないかと思う。

例えばついこの間は、オードリー・ヘップバーンの切手を注文した筈なのに、何故かペリカンの切手が来た時があった。
Stamps by mailは最寄りの郵便局で回収される為、そこの在庫状況によるという訳だが、在庫切れになることもしばしばあるようで、代わりに他の商品を送ったりするのだそうだが、これはさすがに仕方がないのかもしれない。
コレクターでもない限りは小さいデメリットだと思うので、これはご愛嬌といったところだろうか、、、。

それから、滅多には起こらないとは思うのだが、手違いで注文したはずの切手が最寄りの郵便局に留まったまま配送されてこないこともあったりするので、この場合は、最寄りの郵便局に直接寄るか、電話で郵便局のカスタマーサービスに問い合わせるかなどしなければならない。

あと、Delivery Confirmation（デリバリーコンファメーション：配達証明書）を付けて送ってくるので、配達当日に不在だった場合には、「配達お知らせ」カードを残していくだけで商品は配達されないのもデメリットの一つと言えるだろう。
この場合は、例の配達お知らせカードに再配達希望の旨を書いて、自分の郵便受けに入れておくか、直接そのカードを持って郵便局に注文した切手を取りに行くかすればよい。


忙しくて郵便局に行く時間も列に並ぶ時間もないけれど、いつかのために切手をまとめて買って置きたい場合などには、Stamps by mailはやはり便利なサービスだと思うのだ。




後記：

＊アメリカ郵便局の公式サイト内にあるショッピングサイト（http://shop.usps.com/cgi-bin/vsbv/postal_store_non_ssl/home.jsp ）を開き、切手を選んで購入が出来るようになっている。オンラインオーダーにかかる手数料・送料は＄1.00（約110円　2003年11月6日付）となっている。

＊電話オーダーは、クレジットカード保持者が使う事が出来る。電話番号は1-800-STAMP-24。24時間サービス、手数料有。

＊ファックスオーダーは無料で使用出来る地域が限定されている。クレジットカードの情報と注文を書いて送ると、次の配達の際に切手が届く。

＊カタログオーダーも可能。（Stamps by mailと違って＄1.00の手数料がかかるが、電話オーダー、カタログオーダー、オンラインオーダーのメリットは希望したオーダーがきちんと配達されてくるということだ。）



参考HP：

＊USPS Offers Many Options for Purchasing Stamps
http://www.usps.com/mailerscompanion/jan2003/mc0103art7.htm