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時が過ぎるのは早く、もう12月、、、。
そして12月と言えば、大掃除の季節である。 アメリカでそういった習慣はないと思うのだが、一年のほこりや汚れを掃い、きれいになった家で新しい年を迎えるのは実に気持ちのいいもので、ここに来てからも12月の大掃除は欠かした事がない。 大掃除の面白い所は、掃除をしている間にこの一年または過去を振り返り、思い出しては笑ったり、反省したり、また色々な思い出を噛みしめたりと感慨にひたれる事だと思う。 中でも思い出される事は、日本語を数人のアメリカ人に教えるがてらハウスクリーニング(お掃除代行)をした事であるが、これは私がアメリカに来たばかりの頃の話である。 ハウスクリーニングをする事によって、掃除用具の英語を習ったり、代表的な掃除クリーナーのブランド名などを習ったり、、、そんな事もあったっけと懐かしく思い出しながら、あれから随分時が経ったものだと毎年のように思ったりするのだ。 ~ガラスクリーナーの代名詞・Windex~ 私が勤めていたハウスクリーニング会社では、掃除のミーティングなるものが定期的にあったのだが、『○○○という商品が効果抜群よ。』、『新商品の○○を使ってみましょうよ。』などいったメンバー達の意見も最大限に活かされている点には感心させられた事がある。 いつだったか、ガラスクリーナーも実際に幾つか試してみたが、結局、昔ながら使っていたWindex(ウィンデックス)に落ち着いた。 確かこの時初めて、『コーラの代名詞がコーク(COCA-COLA)だとすれば、ガラスクリーナーの代名詞はWindexね。』と仲間に教えられた記憶があるが、その表現は決して大げさなものではない。 Windexが時折動詞(俗語)として使われるようになった事からも、ガラスクリーナーの代名詞はやはりWindexだと思うのだ。 例えば、ハウスクリーニングの広告に見られる『We windex the outside windows.(ウィンデックスで窓の外側もお掃除致します。=窓の外側もお拭き致します。)』という表現や、会話で偶にうかがえる『I windex everyday.(毎日ウィンデックスかけているの。=毎日窓拭きしているの。)』などという表現であるが、如何にwindexが消費者の生活に密着しているかが伺える。 ~Streak-freeのWindex~ Windexの売りと言えば、まず挙げられるのがStreak-free(ストリークフリー:洗剤筋が残らない)という点である。 他社のガラスクリーナーだと洗剤筋がガラスの表面に残ってしまう事もあり、洗剤筋を拭き取る為に何度も同じ箇所を拭いたりしなければならない難点なども出てきたのだが、WindexはStreak-freeと宣伝しているだけあって、サッと拭ける感じが良かった。 また、ガラスだけでなく、 Chrome(クロム)、 Stainless Steel(ステンレススチール)、 Plastic(プラスチック)、 Enamel(エナメル)、 Ceramic Tile(セラミックタイル)などにも使えるので、ハウスクリーニング時代は掃除し終えた洗面所の仕上げに使っていたが、全てが新品のようにピカピカに見えるこの技は、普段お酢で掃除する私も引越しする際(大家さんが点検しに来る際)の掃除の仕上げに活用したりしている。 そんなWindexにも仲間が増え、Berry(ベリー)のポプリの香りがするWindex Mountain Berry(ウィンデックス・マウンテンベリー)、外のしつこい汚れ用のWindex outside(ウィンデックス・アウトサイド)、そしてカウンタートップや洗面台、キャビネットなど、オリジナルと比べて色々な表面にも使えるMulti-surface(マルチサーフェス)バージョンにはVinegar(ビネガー:酢) とOrange(オレンジ)の2種が揃っており、最近では手軽に扱えるWindex Wipes(ウィンデックスワイプス:ウィンデックスを染み込ませたシート)が新登場した。 Windexはこれからもアメリカ#1ブランドとして歩み続け、また、ガラスクリーナーの代名詞として発展していく事であろう、、、。 さてWindexと言えばもう一つ思い出されるのは、映画『マイ・ビッグ・ファット・グリーク・ウェディング』に登場する父役・ガスがあたかもWindexの崇拝者であるかのように使っていたシーンである。 怪我の傷までに使用してしまうという設定には笑ってしまったが、映画にWindexジョークまで出るとは、Windexの存在の大きさを改めて思い知らされた瞬間であった。 参考HP: *Windex公式サイト(英語:Windexの画像があります。) http://www.windex.ca/windex_familyofproducts.asp お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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