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カテゴリ:日々の暮らしで思ったこと・気づいたこと
アメリカに戻ってきて彼是1年が経とうとしているのだが、特にボーッとしている時や何か考え事をしている時についついやってしまう癖がある。
厳密に言えば、「癖」というよりも「日本にいた時の感覚」なのだが、アメリカでの生活が長くても、アメリカ流と日本流が頭の中でこんがらがってしまうことも結構あったりする。 抜けない感覚その1:車の助手席と運転席の位置がこんがらがる。 頻度は少ないものの、時々ふいに間違ってしまうのが助手席と運転席の位置である。 特に、出先で用事を済ませ、何か考え事をしながら車に戻った時に、気づけば助手席のドアを開けてしまったなんていうこともしばしばだ。 しかも、1人でいるのに助手席のドアを開けてしまうというのも何だか気恥ずかしいので、とりあえず金銭的価値のない手荷物(企業や店の広告チラシなど)を助手席に置いて、あたかもそのために助手席のドアを開けたフリをし、その上で運転席の方へ歩いていくというかなりセコイことをするのだが、それもまたカッコ悪いと自分で思うのである。(--;) また、夫と一緒にいる時にも運転席と助手席の位置を間違うこともあるのだが、『俺が運転するんだけど、何で運転席の方に行くの?』と言われてやっと気づくこともあるほど、、、。 抜けない感覚その2:方向指示器を出したいのに、反対側のレバーであるワイパーを動かしてしまう。 これも未だにボーッとしている時についついやってしまうのだが、アメリカに戻ってきたばかりの時は頻度も多く、左か右に曲がる度に窓のワイパーが動いていたほどである。 それでもって、ワイパーが作動している雨の日には、左か右に曲がる度にワイパーの速度が早くなったり遅くなったりするのだが、間違うと結構恥ずかしいものがある。 抜けない感覚その3:家の近所で通り過ぎる人に会釈をしてしまう。 気軽に『Hello.』などと言えばいいのに、思わず会釈をしてしまうだが、偶に会釈をしながら『Hello.』と言ってしまうこともある。(^^:) 特に、家の前を掃除している時や庭の手入れなどの何らかの作業をしている時についつい出てしまう癖である。 抜けない感覚その4:車線の右側を走っていると、ふと、実は逆走しているんじゃないかという不安に陥ってしまう。 特に、交通量の少ない道で私の車が一台だけ走っている場合に、『アメリカは右、日本は左』と唱えながら確認して、自分の気持ちを落ち着かせることもあるほど、、、。 抜けない感覚その5:信号のない横断歩道で小走りをしてしまう。 店の入り口と駐車場の前にあるような横断歩道を渡る時、車が止まって待ってくれている場合は、思わずそのドライバーに対して会釈をしながら小走りしてしまう。 そんな時は、良く夫に『横断する人が優先だからゆっくり歩けばいいのに。』と言われる。 抜けない感覚その6:家のトイレのドアを閉めてしまう。 アメリカでも、特に小さい子どもがいるお宅ではトイレのドアを閉める家もあるのだが、使っていない時はトイレのドアは開けておくという家は多い。 隣人のパーティーで、トイレを使った後についドアを閉めてしまい、後で、『ドアが閉まっていたから誰か入っていると思って暫く待っていたのに、結局誰も入っていなかった。』と苦情が出たこともある。(^^:)ゞ 抜けない感覚その7:レストランでメインのメニュー(食事のメニュー)を先に見てしまう。 アメリカのレストランでは大抵、『お飲み物は何にいたしますか?』と先に聞かれるのだが、それをすっかり忘れて食事のメニューから先に眺めてしまうこともしばしば、、、。 慌てて、飲み物のメニューを見て注文するのだが、我ながら手順が悪いと思ったりする。 他にも色々抜けない感覚があると思うのだが、とりあえず思いつくものだけを書いてみたところだ。 自分ではアメリカにすっかり馴染んでいるつもりでも、案外、馴染むにはまだまだ程遠いのかもしれないと改めて思う今日この頃である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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