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カテゴリ:アメリカの行事
ハロウィーンもあと3週間ちょっとというところまで迫ってきているが、早いところでは7月4日の独立記念日が終わったと同時に、少しずつハローウィンの商品を店頭に出しているところもあり、丁度今頃は定番のハローウィン色(オレンジと黒)で店内が飾られていたり、ハローウィンコーナーが特別に設けられたりといった具合で、もうそろそろハローウィンの時期だと感じるほどである。
アメリカの店頭に並ぶハローウィン商品はというと、ハローウィン用のキャンディーやお菓子、オレンジ色の大きなカボチャや装飾用の様々な色・形のカボチャ、そして、仮装衣装に、お菓子を集める際に使うかごやバケツなどが定番だが、ハローウィンでお馴染みのモンスターたちを箱の表に描いたシリアルなんていうのも登場したりする。 特に、ジェネラルミルズ社のモンスターシリーズは有名で、Count chocula[カウントチョキュラ:Count Dracula(ドラキュラ伯爵)とchocolate(チョコレート)をひっかけた名前]やBoo Berry[ブーベリー:Boo(お化け)とBlueberry(ブルーベリー)をひっかけた名前]、そして、Franken Berry[フランケンベリー:frankenstein(フランケンシュタイン)とStrawberry(いちご)を略して繋げた名前]という名前が付いた箱入りシリアルは、1970年代前半から既にアメリカに馴染み深い商品だそうで、その歴史は古い。 その他、春のイースター(復活祭)ではすっかり定番のPeeps(ピープス:ひよこの形をしたカラフルなマシュマロ)も、ハローウィン用として白いおばけの形とオレンジ色のおばけカボチャの形に変身したりと、店頭の“ハローウィン化”した商品を眺めるのも結構面白いのである。 もう一つ私が個人的に気になるハローウィン商品は、クラフトストアやスーパーマーケット、またはパーティー用品専門店などでも販売されているハローウィン用の飾りつけなのだが、以前私が住んでいたコミュニティーでは、なんとハローウィンの日に「家の装飾コンテスト」まで開催されたくらいで、普段は平々凡々とした家々がこの日ばかりはハローウィン仕様のお化け屋敷ばりの家に変身したりと、廻って見るだけでも楽しかったほど、、、。 自由に表の庭を飾りつけてもいいということもあり、中には、巨大ギロチンで首を切られた人形が庭に横たわっている家なんていうのもあったのだが、これはさすがに子どもたちには刺激が強すぎるということでHOA(ホームオーナーズアソシエーション:住居所有者による住宅管理組合)から即撤去を指示される羽目に、、、。(^^:) その他は、不気味すぎずまた怖くても適度に怖い程度の飾り付けが多く、家の外や庭の木にオレンジ色の電飾がされた家、おもちゃのお墓が庭に何個も置かれていてまるで墓場と化した庭先、お化けを木から沢山吊るし、玄関前に偽物の蜘蛛の巣を張った家などなど、大人と子どもたちの遊び心がコミュニティーのあちらこちらに散りばめられ、ハローウィンという行事をまた違った角度でも楽しめるというのを学んだような気がするのである。 噂によると、現在住んでいるコミュニティーでも家や窓などに飾りつけをする家も何軒かあるのだそうだが、今年はそれもまた楽しみといったところ、、、。 その前に、子どもたちに配るキャンディーをそろそろ買っておかなければ、、、と思う今日この頃である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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