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カテゴリ:アメリカで妊娠・出産・子育て
近所の市立図書館では、Story time(ストーリータイム)という、図書司書による読み聞かせを中心とした子ども向けの無料プログラムが定期的に行われているのだが、うちの娘が丁度生後3ヶ月目に入った頃から週1、2回の割合で通っている。
Story time(ストーリータイム)は年齢別にクラスが分けられ、プログラムの内容も、年齢や発達段階に応じたもので構成されており、うちの近所の図書館では、0歳から2歳以下までのベビークラス、2歳~3歳までが対象の幼児クラス、2歳~5歳までが対象の幼児クラスが設けられている。 うちの娘の年齢だと、本来ならベビークラスに通わなければならないのだが、ベビークラスは曜日の都合が悪く、月に計2回ほどしか参加出来ないので、2歳~3歳までが対象の幼児クラスに紛れ込んで、最低でも週に1回は図書館に通うようにしているといった具合だ。 もちろん、まだ腰も座っていない娘が、2歳~3歳のクラスについていけるはずもないのだが、子どもたちが沢山集まる環境や雰囲気、そして家族以外の人たちが話す英語に、幼い頃からちょっとずつ触れてもらいたいと思い、ほとんど傍観に近い感じなのだが、参加させてもらっている。 幼児クラスは、本の読み聞かせはもちろん、歌、ぬいぐるみによる劇などを含めて計20分で構成されており、途中、図書司書の指示で、リングベル(鈴)や太鼓用のスティックなどのちょっとした楽器で音を鳴らしたり、また、ジャンプをしたり、手や体を使って遊んだりなどのアクティビティーの時間も盛り込まれている。 最初は、クラスの内容が何だか詰め込み過ぎのようにも感じられたのだが、毎週ごとにアルファベット順にテーマが決められ、例えば、今週はI(アイ)でIce cream(アイスクリーム)というテーマの場合は、その日の歌う歌も読み聞かせる本も手遊びも全てIce cream(アイスクリーム)に関するものを用意してくれるので、統一性があるという点では、小さい子どもでも理解しやすいような内容になっているのではないかと思う。 一方、ベビークラスは、通称、Lapsit(ラップシット)と呼ばれるクラスで、その文字通り、Lap(ひざ)sit(座る)で、保護者が赤ちゃんをひざの上に乗せて参加する形になっている。 クラスの内容は、先述した幼児クラスにちょっと似ていて、こちらも図書司書による本の読み聞かせや歌、手遊びなどが盛り込まれているのだが、幼児クラスと大きく異なるのは、何と言っても、保護者が主体となって参加するという点だろう。 なので、アメリカの歌も手遊びも全く分からないまま初めて参加した時には、ノリに乗っている他の保護者の口パクや手振り素振りの真似をしようにも出来ず戸惑うばかり、、、。 娘をリードすることも出来ずに思わず硬直してしまった私のひざの上でただただきょとんと座る娘に申し訳ない気持ちになったほどであった。 その参加以来、図書館からアメリカの童謡のCDや手遊びの本を借りたりしながら、また保育園からやり直す気持ちで少しずつ歌の歌詞やリズム、そして手遊びの仕方を学んでいるところなのだが、娘と一緒にStory time(ストーリータイム)に参加することで、また違った側面からアメリカのことを学ぶきっかけをもらったような気がする。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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