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テーマ:北京オリンピック!!(505)
カテゴリ:硬派
スタジオにカメラが切り替わって、NHKの
女子アナウンサーも涙を溜めていた。 テレビを観ていた、僕は涙を流してしまった。 選手が勝って感動したり、負けて悔しがるのは オリンピックの観戦ではよくあることだと、思う。 でも、インタビューで感動して、涙を流すことは そう、あるわけではない。 悔しさもあるだろう。 でも、それよりも戦った後のすがすがしい、そして 当然のように素晴らしい言葉にものすごく心を動かされた。 女子レスリングで金メダルを逃し、銀メダルを獲得した 伊調千春選手が表彰式の直後のインタビューだった。 彼女は表彰式でも、充実した表情をしていた。 悔しさを押し殺してただけではない。 メダルを取った、喜びだけではない。 そこには、何か、結果よりも自分がやってきたプロセスと そのプロセスに100%の納得を持ち得た人の持つ充実感があった。 以下に、全文を引用する。 ただ、このblogを読んでいる人には、彼女のインタビューを テレビや動画で聞いて欲しい。 そして、表情に感じて欲しい。 ゆっくりと、的確に、考えながら話す伊調千春選手からあなたも なにかしらを受け取れるのじゃなかろうか。 スポーツナビの記事です。 「アテネからの4年、本当に(妹の)馨と一緒に歩んできた道は 最高の道だったから、その道を歩んでこれたことが、私の誇りです。 だからこのメダルも金メダルだと。 今まで頑張ってこれた自分に感謝したいです。 (準々決勝でメルレニ選手相手に大逆転もありました) あのあと、メルレニ選手に「あなたが一番強いよ」と言葉をもらって 本当にうれしかったし、こうやって勝負が終わったあとは メダルに色がついて差がついてしまうけど、私が今まで歩んできた レスリング人生は最高だったからよかったと思います。 今まで応援してくださった方々、本当にありがとうございました。 みなさんのおかげで最高の道を歩いてこれたと思います。」 こんな考え方に、僕も到達したいなというインタビューを 聞けたオリンピックはやっぱり、素晴らしい大会だ。 ※もっと、「なんだかなー」なら『目次・◎スポーツ』まで お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年08月16日 20時37分53秒
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