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カテゴリ:ほどよく
最近、バンド再結成ランキングを聞く度に嬉しい。
なぜなら、大好きなJUDY AND MARYがトップだからだ。 「“復活”してほしいバンド、ジュディマリが1位」 でも、いつも思うのだけど、JUDY AND MARY(以下 ジュディマリ)が解散した2001年に、 だれが、ここまで彼女たちの人気が続くと思ったのだろう。 きっと、あまり思われなかったのではないだろうか。 そりゃ、JUDY AND MARYは人気のあるバンドではあったが、 当時の水準からして、飛びぬけて売れたバンドではなかった。 安室奈美恵さんと、まあ、小室さんのサウンドが図抜けて売れていた 時代であった。 その後期はミーシャとか、宇多田ヒカルさんが売れる、ちょっと前の 時代である。 そうそう。 実際に、小室さんの曲が上位5位を独占していたランクでは7位(多分)に 「そばかす」がランクインされているのだ。 ジュディマリのサウンドは今でも残っている。 なぜだろう? 一つはYUKIさんが現役で、人気を誇っているシンガーであることがある。 ちょっと、フォークロアな世界に入っていったYUKIさんの曲はいいし、 歌声もすごく伸びているように思う。 彼女が頑張っているから、過去のジュディマリを聞きたい人も多いんじゃないかな。 もう一つ僕は考えることがある。 それは、ジュディマリが奇妙なバランスの上になりたった、特異なサウンドが あったんだと思う。 それは、YUKIさんの子供ぽい声を押し出した、ジャパニーズロックだけではなくって。 ジュディマリはテクニカルなベースとドラムが繰り出すプロフェッショナルな リズム隊にアマチュアのように自由で、勝手なギターと声が踊りまくったサウンドだと 思う。 バンドというと、昔から仲間の一体感があるか、あるいは、プロになって結成された 作られた感のどちらかに分かれることが多いんじゃないかな。 でも、ジュディマリはそのどちらでもない。 プロでかつアマチュアであり、ストイックだけとフリーだった。 バンドのその緊張感がサウンドに乗っているから、意外と飽きが こないのじゃないかなって、思う。 って、ヤヤコシイこと考えなくても、ジュディマリの曲を聴けばナチュラルに元気に なったり、静謐な気持ちになるもんね。 なんか、理屈こねたけど、いいバンドだったってことで、いいのかなぁ~??? ※もっと、「なんだかなー」なら『目次・◎ものがたり』まで お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年11月26日 23時23分46秒
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