田中およよNo2の「なんだかなー」日記

今まで、散々、書いてきた。

例えば、脚本とか、キャストとか、その映画化が
決まった感想とか。


先日、ニュースを読んだ。

松山ケンイチと菊地凛子の出演で『ノルウェイの森』始動！主要キャスト発表。

小説を読んできた僕からすると、とても、複雑である。

ただ、主人公のワタナベ君を松山ケンイチさんが演じるのは
とてもしっくりとくる。
普通の人っぽさと、純粋さゆえの暗さを持っている主人公を
彼ならば、きっちりと演じてくれる期待があるからだ。

イメージにぴったりなのだ。

ただ・・・

菊地凛子さんの直子というのが、どうも想像ができないのだ。
僕は「バベル」を見たし、映画としては結構好きではある。

ただ、あの直子の美しいけど、平板で深みが見えない雰囲気が彼女とは
そぐわないのだ。
たぶん、それは年齢だけの問題ではなくって。

でも、きっと、スクリーンでは僕らの疑念を晴らすくらいの直子を
凛子さんは見せてくれるのだろう。

ちなみに、緑役の水原希子さんは僕はまったく、知りませんでした。
申し訳ない。

他の、ナガサワ君を玉山鉄二さんが演じるのとかは、ああ、なるほどなあと
感じ入ってしまう。

その他、このキャストで気になるのはキズキが主要人物として
挙げられている。
キズキという人物は「ノルウェイの森」を映画にすると
難しい人物である。

重要だけれども、あまり長く登場していない。
小説ではバックボーンというか、ワタナベ君の気持ちの
裏側を流れている、そんな人物なのだ。

だから、映画で主要人物と挙げられているのは
ちょっと、びっくりした。

きっと、トラン・アン・ユン監督は小説よりも、
キズキを長めに登場させる、つまり、直子とワタナベの
高校時代が厚めに描かれるんじゃないかなって、思う。

なにはともあれ、劇場公開されると、僕は見に行くだろうな。

他にも書きたいことがあるけど、今日は、このへんで。

というか、個々の出演者別に、私の感想でも、書いていこうかな？？？
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