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カテゴリ:ほどよく
僕は人にモノを頼むのが苦手だと、思っていた。
会社でも、上司にお願いをするのができない。 唯一できるとしたら、自分がお金を払った お客のときだけだと。 その時は、立場が明確だから、すんなりお願いとか できる。 卑怯かもしれないけど、そうだとおもっていた。 僕が一番よく買うものに洋服がある。 買ったり、選んだりするだけでは満足ができなくなった。 もっと、知りたいし、もっと、良いものとはどういうものか 考えたくなった。 だから、通信教育を申し込んだ。 4月に教材は届いている。 5月くらいに開けて、ちょっと、読んだ。 人をモデルにして、パターンニングしたりと、 やはり、充実している。 しかし、問題がある。 婦人服なのだ。 自分がモデルになるわけには、いかない。 誰に頼もう。 仕事と全然違う通信教育をしているのを言うのが 恥ずかしい・・・ そして、7月も終りに近づいている。 ふと、台所に母が立っていた。 夕食の準備だった。 割烹着で実用的だった。 そういえば、母のような60歳の人に似合うおしゃれな 服ってどんなのだろう。 なんだか、聞いた。 「洋服の通信教育してるけど、採寸してもらえないかな」と。 すぐに、OKしてもらった。 ちょっと、通信教育をしていることとかは、言わないといけなかった けれども。 なんだ。 僕は人にモノを頼んでなかっただけだったのか。 苦手なんじゃなくって。 ※もっと、「なんだかなー」なら『目次・◎日々の「なんだかなー」』まで お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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