北海道ツーリング3日目
ツーリング3日目は厚い雲に覆われ、気温が低い朝から始まった。宿の朝食はやはり質、量とも十分で、1泊2食7,000から考えるとリーズナブル。部屋も普通の和室8畳で、共同バストイレだが問題なし。施設は新しくないが清掃は行き届いていて、オススメの宿。レインウェアを着て宿を出発すると、すぐに雨がパラついてきた。次第に路面もウェットになり、ジェットコースターの道もパッチワークの道も見ないで旭川に急いだ。旭山動物園に着いたのは9時30分。すでに大勢の人たちが来園している。レインウェアを着たまま中へ。大人800円。とりあえず、名物のシロクマを見る。混雑。オランウータンは雨をよけてボロ布をかぶって動かない。室内の赤ちゃんは元気いっぱいで超カワイかったが。イチオシはカピバラさんかな? 動かず。混雑をさけて11時前に昼食の「ホワイトカレー」を食べる。1,300円。まあまあ。園内は、混雑しているが右側通行左側通行の表示もなく、老若男女に加え外国人観光客も多くて、さらに傘を差していることもあり歩きにくい。団体観光客のオバチャンは割り込みしてくる。客質もスタッフの対応もちょっとがっかり。有名になりすぎたばかりに、対応が追いついていない。こんな脱力系キャラで気を取り直し。ペンギンの愛嬌もなごむが、水中トンネルは長蛇の待ち行列。キリンやサイ、チンパンジー、トラ、ヒグマ、フラミンゴなどひととおり見終わって、道南へ戻るために出発。雨は止まず。旭川市内で信号待ちが多く時間をとられるが、うまく国道39号、国道237号を見つけて南下。深川の道の駅につくころには雨はあがっていた。しばらく休んでさらに南下。三笠のみちの駅で、支笏湖に寄る計画を練るが、道が良くわからず苫小牧まで戻ってしまった。夕方になり、だんだんお腹も空いてきたので一旦フェリーターミナルへ。受付が開いていたので、乗船申し込み。21:15発だが19:30には乗船開始するという。早めに来てよかった。さらに売店を覗いてみると、O君が会社の同僚にたのまれていたのに見つけられず、諦めかけていた「ロイズ」のお菓子が売っていてラッキー。ターミナルの食堂はフェリーを眺めながら食事ができて、中々良い。中華丼はボリュームあり。19:30に乗り場に行くよう言われたが、30分ほど待たされた。やっと乗船できて、バイクを固定船室にいくと一番乗りだったので、早速風呂へ。なんと展望風呂。一気にテンションが上がる。乗船待ちしている一般車やトラックの人たちを尻目に展望風呂でひとっ風呂浴びる気分は格別。しばらく堪能したあとにビールを買って甲板でカンパイ。出航し遠ざかる苫小牧港をみながら、また来ることを誓った。後部甲板ではフェリーの煙突から出る火の粉がホタルのように舞うのが見え、幻想的だった。22時には就寝したが、行きと違って帰りは結構揺れていた。船酔いする前に、酒に酔っていたので、関係なかったが。爆睡し、定刻の4:45には八戸港に着いた。バイクの下船は最後なので5時を過ぎたが、すきやで朝食を取って国道104号に出て、さらに国道4号に出て、三戸、二戸、岩手町、盛岡と戻った。自宅に到着したのは9:45頃。全工程750kmのツーリングだった。だいたいの費用は以下のとおり。フェリー 往復 16,500円高速代 使用せずガソリン代 4,500円宿代 9,000円食費1日目 2,100円 食費2日目 2,800円食費3日目 2,500円酒代 2,500円おみやげ代 3,200円合計 43,100円反省雨の準備が完全ではなかった。オンロードバイクのメンバーはシューズカバーが無いと足が濡れて不快になってしまう。また、折り畳み傘はやはりあると便利。市街地を迂回するルートを確保しておけば良かった。余計な時間がかかる。道案内が不十分。防水型のナビ専用機を使い電源をバイクから取るか、PSPの固定方法を工夫する必要がある。バイクを離れるとき収納するのも面倒くさい。北海道の詳しい地図を持参しなかったのもX。レインウェアが古くなって水がしみて来る。総括なんだかんだ言っても、やっぱり楽しかった。3人居ればあいにくの天気でも楽しめる。ただ、今回は移動が多くなってしまい、当初予定していた観光スポットも全部回れていないので、次回はルートをもっと詳しく調べ、天候が悪くても楽しめる準備をしたいと思う。 最後に、このツーリングに一緒に行ってくれたY君、O君に礼を言いたい。文句一つ言わず付き合ってくれてありがとう。またツーリング行こうね! それから、ツーリング中お世話になった皆さん、ありがとうございました。